勝地涼が織田信長、玉置玲央が浅井長政に 『激突!合戦将棋』12月31日全国放送
『激突!合戦将棋~姉川の戦い~』の取材会が11月21日にNHK大阪放送局で開催され、勝地涼、玉置玲央、忍成修吾、田中要次が登壇した。
本作は、大津放送局がシリーズ化・全国展開を視野に入れて立ち上げる、“地域発”開発番組。戦国時代の合戦が「将棋対局」のスタイルで紹介されていく。2023年4月に滋賀県内で放送された第1弾『賤ヶ岳の戦い』は大きな反響を呼び、6月に関西地方、8月に全国で放送された。「別の合戦でも観てみたい!」という視聴者の声に応え、制作されたのが本作となる。
鎧甲冑を身にまとった2人の武将が、盤を挟んで対峙。武将たちは、戦場一帯を再現した盤の上で、手持ちの駒(配下の武将や武器など)を動かし、相手方の投了を目指す。番組は「対局」だけではなく、「大盤解説」も。そこでは、第三者の武将が、大型パネルを用いて、手の意義やその後の展開を解説していく。
第2弾となる本作で取り上げる合戦は、1570年、北近江の地で繰り広げられた義兄弟であった織田信長と浅井長政による「姉川の戦い」。この戦いを、毛利家の外交僧・安国寺恵瓊が解説する。
織田信長役に勝地、浅井長政役に玉置、徳川家康役に忍成、朝倉景健役に田中、安国寺恵瓊役にマキタスポーツ、聞き手に朝倉あきがそれぞれキャスティングされた。
勝地は、信長役のキャスティングに「『俺ですか?』と思いました」と驚いたことを明かしつつ、「このような機会はありがたいなと思って、信長を楽しんで演じさせていただいています。これを機に、大河ドラマで織田信長をやります!(笑)」とやる気十分。
信長と敵対する長政役の玉置は「自分の中には無かった長政像なので、楽しそうだなと前のめりに演じています。また違った姉川の戦いを見ていただけるのではないかと思います」とコメントを寄せた。
コメント
勝地涼(織田信長役)
これまで大河ドラマに出演させてもらっても、舞台が戦国時代という設定で演じたことがなく、NHKさんが勝地を織田信長として使ってくださると思っていなかったので、「俺ですか?」と思いました。このような機会はありがたいなと思って、信長を楽しんで演じさせていただいています。これを機に、大河ドラマで織田信長をやります!(笑)
玉置玲央(浅井長政役)
長政を演じるうえで、監督と「どのような長政像なんですかね」と相談しました。今までの織田信長と浅井長政とは違う関係性と性格を描いてみたいと伺いました。自分の中には無かった長政像なので、楽しそうだなと前のめりに演じています。また違った姉川の戦いを見ていただけるのではないかと思います。
忍成修吾(徳川家康役)
大河ドラマでは西軍側の武将を演じることが多かったので、いつか東軍側を……と思っていたら、まさか、いきなり徳川家康を演じるとは思いませんでした。“合戦将棋”はおもしろい発想だなと思っています。合戦は戦いを描くので、アクティブな映像を思い浮かべるばかりでしたが、将棋に例えると細かい知略がわかりやすく知ることができておもしろかったです。
田中要次(朝倉景健役)
朝倉景健として、いざふん装をしてみたら、自分そのままの年齢の感じでした!ある意味リアルな。自分だけ、髪の『激突!合戦将棋~姉川の戦い~』取材会・出演者からのコメント毛も乱れていて、なんかずいぶん戦ってきた感じです。第1弾を見させてもらって、合戦(戦場での戦闘)シーンがあったものですから、なんでここだけ将棋なんだろうと思っていたら、合戦シーンはNHKのアーカイブス映像から使用されているということで、エコに表現される合戦ですね。
■放送情報
『激突!合戦将棋~姉川の戦い~』
NHK総合(関西地方)にて、12月15日(金)22:45〜23:12放送
NHK Eテレにて、12月31日(日)13:27〜13:54放送
出演:勝地涼(織田信長役)、玉置玲央(浅井長政役)、忍成修吾(徳川家康役)、田中要次(朝倉景健役)、マキタスポーツ(安国寺恵瓊役)、朝倉あき(聞き手)
写真提供=NHK