少女たちの命を懸けた悪魔祓いの様子が 『エクソシスト 信じる者』本予告&ビジュアル公開

 12月1日に公開される映画『エクソシスト 信じる者』の本予告と本ビジュアルが公開された。

 8月7日に亡くなったウィリアム・フリードキン監督の『エクソシスト』(1973年)は、一人の少女とその母親が体験する戦慄の恐怖をリアリズムで描いたホラー映画。1974年に日本公開され、1974年の年間映画配給収入1位を記録。第46回アカデミー賞において作品賞を含む10部門にノミネートされ、脚色賞と音響賞を受賞した。新たに3部作として蘇る本作では、悪魔に憑りつかれた2人の少女が呼び覚ます新たな恐怖を描く。

 12年前にハイチの地震で身重の妻を亡くして以来、ヴィクターは一人娘のアンジェラを育ててきた。ある日、アンジェラとその友人キャサリンが森の中で姿を消し、3日後に何が起こったのかまったく覚えてない状態で戻ってきた時、2人の少女とその家族はかつてない恐怖と対峙することになる……。

 監督を務めたのは、2018年に公開された『ハロウィン』シリーズのデヴィッド・ゴードン・グリーン。『ハロウィン』や『透明人間』、『M3GAN/ミーガン』を手がけたブラムハウス・プロダクションズのジェイソン・ブラムが製作を務めている。

 キャストには、『オリエント急行殺人事件』『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』のレスリー・オドム・Jr.、2017年に『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』にてエミー賞助演女優賞(ドラマシリーズ部門)を受賞し、A24製作のホラー映画『ヘレディタリー/継承』にも出演しているアン・ダウド、ボン・ジョヴィとも共演歴を持つカントリーシンガーソングライターのジェニファー・ネトルズら名を連ねているほか、『エクソシスト』のオリジナルキャストでもあるエレン・バースティンが再びクリス・マクニール役を演じている。

映画『エクソシスト 信じる者』本予告

 公開された本予告は、「前に会ったわね」と望まない悪魔との再会にクリス・マクニール(エレン・バースティン)が顔を歪めるシーンから始まる。悪魔に憑依された2人の少女を助けるべく立ち上がった2つの家族が、50年前に同じような体験をし、愛する娘を守り抜いたクリスに助けを求める様子も。さらに、少女たちを背中合わせで椅子に縛り付け、命を懸けた悪魔祓いを行う様子や、「地獄に堕ちたくない!」と泣き叫ぶキャサリンが一変し「一人が生き残り、一人が死ぬ」と笑いを浮かべながら話すシーンも映し出されている。

 本ポスターでは、教会で信仰を捧げる人々の中で、赤黒いしみで汚れた服を纏い、顔には無数の切り傷がついた幼き少女の姿が切り取られている。「比類なき恐怖が目覚める。」のキャッチコピーが添えられた。

 なお本作は、第36回東京国際映画祭ガラ・セレクション部門への出品も決定している。

■公開情報
『エクソシスト 信じる者』
12月1日(金)全国ロードショー
監督・脚本:デヴィッド・ゴードン・グリーン
製作:ジェイソン・ブラム
製作総指揮:ダニー・マクブライド
出演:レスリー・オドム・Jr.、アン・ダウド、ジェニファー・ネトルズ、ノーバート・レオ・バッツ、リディア・ジュエット、オリヴィア・マーカム、エレン・バースティン
配給:東宝東和
©Universal Studios. All Rights Reserved.
公式サイト:exorcist-believer.jp
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/uni_horror

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