『ザ・バットマン』続編にロビンが28年ぶり登場の噂 前作とは毛色の違うストーリーに?
クレイフェイス自体はユニークなヴィランですが、リアル志向の『ザ・バットマン』にこういうSFホラー的な怪物をうまく出せるのかが気になります。もっともこういう設定はあとのコミックで付加されたもので、もともとは落ちぶれたホラー映画の役者が、自身が演じた怪人のマスクを被り業界関係者を殺しまくるという、『オペラ座の怪人』みたいなヴィランだったそうです。もしかするとこのバージョンでの登場かもしれません。
『ザ・バットマン』続編についてはさらにすごい噂があって、バットマンの相棒ロビンが登場するとも言われています。ロビンという相棒ヒーローを名乗る人物は何人も存在するのですが、この『ザ・バットマン』続編では初代であるディック・グレイソン版ロビンが登場するらしい。
このロビン/ディック・グレイソン、映画『バットマン フォーエヴァー』『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』ではクリス・オドネルが演じていました。しかし、クリストファー・ノーラン版のダークナイト3部作には登場せず(ただし、『ダークナイト ライジング』でジョセフ・ゴードン=レヴィットが演じた、バットマンの後を継ごうとする警官の本名はロビンでした。つまりクリストファー・ノーランなりのアレンジでロビンを出したのでしょう)。
ベン・アフレック版のバットマンにもロビンは登場しませんでした(ただし、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』で、かつてジョーカーにロビンを殺されたことが示唆されています)。
もし、ディック・グレイソン版ロビンが『ザ・バットマン』続編に登場となれば1997年の『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』以来、28年ぶりとなります。さらに驚くのはマット・リーヴスは青年ロビンではなく少年ロビン(13歳ぐらいの設定!)を登場させる予定とも言われています。うーん、ホラーな怪物に少年ヒーロー? これが本当だとすれば『ザ・バットマン』続編は前作とはかなり毛色が異なった作品になりますね。
さて冒頭でも申し上げたとおり、2023年の9月16日は世界的にバットマンの日、日本でも様々な企画が予定されているようなので、日本のDC公式SNSなどをご確認ください。