『ザ・バットマン』続編にロビンが28年ぶり登場の噂 前作とは毛色の違うストーリーに?

 こんにちは、杉山すぴ豊です。ここ最近のマーベル、DCのアメコミヒーロー映画まわりのニュースや気になった噂をセレクト、解説付きでお届けします!

 今日はここ最近、海外のアメコミ映画サイトなどで話題になった気になる噂をまとめてお届けします。9月16日はバットマンの日、それにちなんでバットマン映画の噂をお届けします。

 実はバットマンの実写映画は2本予定されています。一つは2022年に公開された、マット・リーヴス監督、ロバート・パティンソン主演の『THE BATMANーザ・バットマンー』の続編です。2025年10月3日、全米公開が予定されています。当初は年内に撮影開始と言われていましたが、例の俳優ストなどの影響で2024年3月に撮影開始とのことです。

 もう一本はジェームズ・ガンが製作、『ザ・フラッシュ』のアンディ・ムスキエティが監督すると言われている『Batman: The Brave and the Bold(原題)』です。後者はジェームズ・ガンが仕掛ける、新しいDC映画・ドラマなどを同じ世界観でくくるDCU(DCユニバース)の一つですが、『ザ・バットマン』続編のほうは(もっと正確に言えばマット・リーヴス監督の『ザ・バットマン』シリーズは、)DCUとは全くの別路線。DCUを今後のDCの主流とするなら、それに縛られることなく自由な設定・解釈で作品を作る試みで、「DCU」に対し「DCエルスワールド」という名前のもとに作られます。

 トッド・フィリップス監督・ホアキン・フェニックス主演の『ジョーカー』(これも現在続編が製作中。レディ・ガガがハーレイ・クイン役で登場!)も、DCUに属さないDCエルスワールドです。とはいえ、ここで誤解をまねかないように言っておくと、『ザ・バットマン』と『ジョーカー』もお互い全くの別路線同士。つまり、両者が「DCエルスワールド」というDCUとは別世界の中で共存しているわけではありません。

 『Batman: The Brave and the Bold(原題)』のほうは、肝心のバットマンを誰が演じるかを含め、まだほとんど発表や情報がありません。それに対して、『ザ・バットマン』続編のほうは、いくつかの噂が入っていています。まず、バットマン映画といえばどんなヴィランが登場するかですが、ここにきてクレイフェイス登場の噂が浮上しています。

 クレイフェイス、直訳すると粘土顔という意味ですが、その名の通り粘土=泥人形のような怪人。肉体を自由に変形できるのです。化学物質の副作用でこういう体質になりました。筆者がこのキャラの存在を知ったのは1990年代のアニメ版。ある俳優が顔に傷を負い特殊な(怪しい)美容クリームで復帰をはかるが、ギャングたちの怒りを買い、そのクリームを大量に投与され怪物と化すというものでした。

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