木戸大聖主演『僕たちの校内放送』追加キャストに前田旺志郎、中田青渚、米倉れいあ決定
8月1日よりフジテレビ系にて放送される木戸大聖主演ドラマ『僕たちの校内放送』の追加キャストとして、前田旺志郎、中田青渚、米倉れいあの出演が発表された。
本作は、引っ込み思案で学校でも目立たない存在の放送部員の少年が、仲間とともに校内放送を盛り上げていく“校内放送青春群像劇”。友情×校内放送(ラジオ)×青春ドラマの要素が詰まった完全オリジナルストーリーだ。
主人公の今野浩哉(木戸大聖)は、人とのコミュニケーションが苦手な引っ込み思案の高校2年生。親しい友人もおらず、校内どころかクラス内でも目立たない、いわゆる“ぼっち”タイプ。幼い頃からラジオが大好きで自宅では常にラジオを聴いて過ごしている。お気に入り番組は『オールナイトニッポン』。ラジオ好きが高じて学校では放送部に所属するも、部員は浩哉のみ。唯一の仕事となるお昼の校内放送でも定型文の連絡事項だけしか放送しないため、顧問からはついに廃部を言い渡されてしまう……。突然の事態に困惑する浩哉だったが、必死の交渉により何とか廃部まで4カ月間の猶予を得る。しかし猶予は得たものの、内気で消極的な性格から何かを変える一歩を踏み出せずにいた。そんな中、あることをきっかけに出会った同級生・大城健太と放送室内で言い争いのけんかをしてしまう。しかもその2人の言い合いが、なんと校内放送で流れてしまっていた……。だが2人の掛け合いが想定外に小気味良かったことで、校内でプチバズりを起こす。それをきっかけに浩哉と健太は校内放送内でラジオを意識した番組をやることに。放送部が廃部になるまでの4カ月間、内気でさえないラジオ好きな浩哉とラジオに興味がない社交的な健太、正反対な2人の校内放送を通じて短くも熱い青春と友情の日々が始まっていく。
前田が演じるのは、主人公・浩哉の相方となる大城健太。クラスの目立つメンバー・いわゆる“陽キャ”グループの一人。しかしそのグループ内では都合良く使われるポジションのため、もんもんとした日々を過ごす。校内のマドンナ・茜に恋をしており告白を決意。学校の屋上に呼び出して男前な告白をしようとするが、浩哉の機材トラブルの大音量放送に邪魔をされてしまい放送室に怒鳴り込む。その際の口げんかが校内放送でプチバズりを起こし、浩哉とともに昼の校内放送を担当することになっていく。
中田が演じるのは、学校やクラスの女の子はつまらないと、少し斜に構えるとがった性格の女子高生・藤原瑞輝。ラジオラバーで浩哉と健太の記念すべき初回放送からのリスナーだ。普段はクラスになじむ気はなく、保健室でよく時間を潰している。二人のラジオ番組に、あるペンネームでお便りを送っているようだが……その目的とは。
米倉が演じるのは、健太から好意を寄せられている校内のマドンナ・夏川茜。茜はラジオ番組が大好きで、校内放送のファンとなっていく。お昼休み中は友人たちとの会話には上の空で、浩哉と健太の軽快なやりとりを一番楽しんでいる。
コメント
前田旺志郎(大城健太役)
この作品は青春のまぶしさが溢(あふ)れている作品で心が躍りました。まっすぐで純粋なせりふやシーンを自分が演じられることがとてもうれしいです。ダサいけどカッコいい、ダサいけどすてき。そんな青春ならではの魅力がたくさん詰まった作品だと思います。僕自身ラジオが好きでよく聴(き)いているので、ラジオのパーソナリティーを疑似体験できることもワクワクです。僕が演じさせていただく健太は、“陽キャ”の軍団にいるが、どこかそこにいる人たちと自分の性格との間にギャップを感じている青年。学校という、小さいけど彼らにとってはとてつもなく大きな枠組みの中で、本当の自分を見つけ、さらにその場を居心地の良い場所にするのはすごく難しいことだと思います。健太も“陽キャ軍団”という居場所にしがみつこうとするあまり、居心地というものに蓋(ふた)をしてしまっています。この作品は、そんな誰しもが経験したであろう学校での生きづらさや、本当の自分とはという問いに、不器用ながらもひたむきに答えを見つけようとする青年たちのドラマだと思います。周りからの見られ方や、学校での立ち位置などではなく、楽しいと思うことを全力で楽しむ大切さに気づかせてくれる作品です。恋愛、友情、青春の全てが詰まっています。僕ら学生の生き様を見てください!
中田青渚(藤原瑞輝役)
放送部が舞台となる作品は今まであまり見たことがなかったので、青春感溢(あふ)れる爽やかな作品になりそうだと、出演のお話をいただいたときから楽しみでした。瑞輝は、クラスでわちゃわちゃしている人たちを少し冷めた目で見ているような、一匹おおかみタイプの女の子。少し声を低くしてハキハキ話すように演じています。放送部というと体育会系の部活よりも熱く感じないと思われるかもしれませんが、放送部員たちが自分の殻を破って成長していく物語でもあり、青春感がたっぷりつまった夏にぴったりな作品になっていますので、是非楽しみにしていただきたいです!
米倉れいあ(夏川茜役)
今作の出演が決まった瞬間はめちゃくちゃうれしかったです! 私がまだ挑戦したことがないキャラクターなので、少し緊張もしました。私が演じる茜ちゃんはモテ女で、“Theヒロイン”という感じの女の子です! ちょっと天然っぽいところが男の子をとりこにさせちゃいます。そしてこの作品は学生の青春がぎゅっと詰まっていて、心が爽やかになりました!でも逆に私もこんな理想の青春を送りたかったなぁと、むなしくなっちゃいました……(笑)。茜ちゃんのことも注目してほしいですが、なんといってもストーリがとても面白くて大好きなドラマです! 1話1話じっくりと見て、皆さんにも爽やかさを感じてほしいです!
足立遼太朗(プロデュース)
健太は一見クラスの中心にいる“陽キャ男子”に見えるが、頑張って背伸びをして周りに合わせ、内心はなんか違うんだよなと精神的な意味での孤独を抱えています。そんな時に出会った浩哉は次第に健太にとって一緒にいて心から楽しいと思えるかけがえのない存在になっていきます。そんな健太は前田旺志郎さんにオファーさせていただきました! 『女神の教室』の時に初めてご一緒させていただき、現場で見る前田さんのお芝居に改めて心を動かされました。前田さんなら健太の絶妙な感情の機微、そして浩哉との息の合った掛け合いを見事に演じていただけると思いました!
瑞輝はクラスの同級生たちといてもつまんない、と群れることを避け自ら孤独を選んでいる少しとがった女の子で、仲間や友情など青春っぽいことが嫌いなキャラクターです。浩哉と健太と出会うことでやっと自分が楽しいと思うことに素直に向き合えるようになっていきます。そんな瑞輝は中田青渚さんにお願いさせていただきました! 『街の上で』を拝見したとき、唯一無二の独特な世界観にとても引き込まれました。浩哉と健太との出会いによって生まれる難しい感情の変化を、圧倒的な演技力を持つ彼女なら繊細に表現していただけると思いました。新しい中田さんが見られると思いますのでぜひご期待下さい!
茜は学校のマドンナ的存在である一方、マイペースで不思議ちゃんの一面も持つ小悪魔美少女です。そして物語が動くきっかけを与えることになるキーパーソンです。そんな茜を演じていただくのは米倉れいあさんです!初めてお芝居を拝見したとき、際立った透明感と魅力的な声にとても惹(ひ)かれ彼女なら茜という絶対的マドンナを体現していただけると確信しました!それぞれの魅力がたっぷり詰まった作品になっていると思いますのでぜひお楽しみに!!!
■放送情報
火曜ACTION!『僕たちの校内放送』
フジテレビにて、8月1日(火)スタート
8月1日(火)24:25~放送
8月8日(火)24:25~放送
8月15日(火)24:25~放送
8月22日(火)24:25~放送
出演:木戸大聖、前田旺志郎、中田青渚、米倉れいあ
プロデュース:足立遼太朗
演出:清矢明子
脚本:伊吹一、前田知礼
制作協力:大映テレビ
制作著作:フジテレビジョン
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