アニメ『葬送のフリーレン』初回2時間スペシャルが『金ロー』で放送へ 第2弾PVも公開

 2023年秋に放送されるアニメ『葬送のフリーレン』の初回エピソードが、9月29日に日本テレビ系『金曜ロードショー』にて『葬送のフリーレン 初回2時間スペシャル ~旅立ちの章~』として放送されることが決定した。

 本作は、勇者とそのパーティによって魔王が倒された“その後”の世界を舞台に、勇者と共に魔王を打倒した、千年以上生きる魔法使い・フリーレンと、彼女が新たに出会う人々の旅路が描かれていくファンタジードラマ。コミックスは山田鐘人が原作、アベツカサが作画を務め、既刊第10巻で累計発行部数850万部を突破した。2021年には「マンガ大賞2021」大賞、「第25回手塚治虫文化賞」新生賞を受賞している。

 勇者ヒンメルたちとともに10年に及ぶ冒険の末に魔王を打ち倒し、世界に平和をもたらした魔法使いフリーレン。千年以上生きるエルフである彼女は、ヒンメルたちと再会の約束をし、独り旅に出る。それから50年後、フリーレンはヒンメルのもとを訪ねるが、50年前と変わらぬ彼女に対し、ヒンメルは老い、人生は残りわずかだった。その後、死を迎えたヒンメルを目の当たりにし、これまで“人を知る”ことをしてこなかった自分を痛感し、それを悔いるフリーレンは、“人を知るため”の旅に出る。その旅路には、さまざまな人や出来事との出会いが待っていた。

 主人公フリーレンを演じるのは、 『SPY×FAMILY』のアーニャ・フォージャー役、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』ダイ役などの種﨑敦美。監督は『ぼっち・ざ・ろっく!』のヒットが記憶に新しい斎藤圭一郎が務める。シリーズ構成は『ACCA13区監察課』の鈴木智尋、キャラクターデザインは『takt op.Destiny』の長澤礼子、音楽は『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』のEvan Call、アニメーション制作は『ワンパンマン』や『Sonny Boy -サニーボーイ-』などのMADHOUSEが担当する。

TVアニメ『葬送のフリーレン』PV第2弾/9月29日(金)放送開始・金曜ロードショーにて初回2時間スペシャル放送/以後新アニメ枠にて放送

 公開された第2弾PVでは勇者ヒンメルたちの姿や、“人を知る”ことをしてこなかった自分を悔いるフリーレンの姿が映し出されている。

 なお、初回が『金曜ロードショー』にて放送された後は、日本テレビ系で開設される新アニメ枠にてシリーズが放送される。『金曜ロードショー』でTVアニメシリーズの初回を放送するのは史上初となる。

■放送情報
『葬送のフリーレン 初回2時間スペシャル ~旅立ちの章~』
日本テレビ系『金曜ロードショー』にて、9月29日(金)21時~放送
キャスト:種﨑敦美、岡本信彦、東地宏樹、上田燿司
原作:山田鐘人、アベツカサ『葬送のフリーレン』(小学館『週刊少年サンデー』連載中)
監督:斎藤圭一郎
シリーズ構成:鈴木智尋
キャラクターデザイン:長澤礼子
音楽:Evan Call
アニメーション制作:MADHOUSE
©山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
公式サイト:https://frieren-anime.jp
公式Twitter:https://twitter.com/Anime_Frieren

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