2023.06.21 08:00

『シークレット・インベージョン』日本版声優を竹中直人、関俊彦ら続投　吹替版予告も

文＝リアルサウンド映画部

　6月21日よりディズニープラスで配信がスタートするドラマシリーズ『シークレット・インベージョン』の日本版声優を竹中直人、森川智之、関俊彦らが務めることが決定した。

　本作は、“アベンジャーズの創設者”ニック・フューリー（サミュエル・L・ジャクソン）が、あらゆる人物に擬態できる能力を持つスクラル人の“シークレット・インベージョン（見えざる地球侵略計画）”の阻止に挑むサスペンススリラー。

　監督を務めたのは、『すべてが変わった日』のトーマス・ベズーチャ。『MR. ROBOT／ミスター・ロボット』のカイル・ブラッドストリートが脚本を手がけた。

　フューリー役で、10年以上同役の日本版声優を務める竹中が続投するほか、タロス役の関、エヴェレット・ロス役の森川、ジェームズ・“ローディ”・ローズ役の目黒光祐、マリア・ヒル役の本田貴子らの続投が決定。さらに、新キャラクターのガイア役に清水理沙、グラヴィク役に笠間淳、ソーニャ・ファルズワース役に進藤尚美が決定した。

　2012年公開の『アベンジャーズ』以降、フューリー役の吹き替えを担当してきた竹中は、「今回、ニック・フューリーの声は誰が演じるのだろう…と、大変気になっていました。そしてフューリー続投の連絡があった時、初めてオーディションに受かった時の気持ちに近いものを感じました。再びニック・フューリーを演じられる事、とてもうれしく思います！」と心境を告白。「本作では、今までにはないフューリーの姿を垣間見る事が出来ました。その時の音色をどうするのか…そんな作業も楽しかったです。」と、収録を振り返った。

　そして、初登場した『キャプテン・マーベル』では一時敵対したものの、以降はフューリーの協力者側に立つスクラル人・タロス役の関は、「『キャプテン・マーベル』で初めて出会ったタロス。その後も『スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム』にも登場して私達を驚かせてくれたタロスですが、本作ではメインキャスト。フューリーと共に、是非タロスの活躍にも注目して欲しいです」とコメント。ロス役の森川は、「大変光栄に思います。『ブラックパンサー』シリーズ等に続いて、再びロスを演じることになるとは思ってもいませんでした。MCUの中でも唯一無二の存在感を放っているキャラクターなので、今回の作品でも彼らしい活躍を期待しています」と心境を告白した。一方、笠間は「まずは『まさか自分が』という思いと共に、『MCU初参加』という文言に感動しています。と同時にフューリーを中心に描かれる作品の敵役、という事への大きなプレッシャーも感じています。グラヴィクがどの様にフューリーと関わり、立ちはだかるのか、皆さんと一緒に僕も楽しんでいきたいと思います」と思いの丈を語った。

　これまで『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズを筆頭に数々の作品でエミリア・クラークの吹き替えを担当してきた清水は、ガイア役を演じるにあたり「MCUシリーズにいつの日か参加したいと願っておりましたので、喜びもひとしおです。オーディションの合格を聞いた時、嬉しい気持ちと同時にとても光栄に思いました」と喜びを明かした。

ドラマ『シークレット・インベージョン』吹替版予告編

　あわせて吹替版予告も公開。ニック・フューリー役の竹中ら日本版声優の声がお披露目されている。

竹中直人

今回、ニック・フューリーの声は誰が演じるのだろう…と、大変気になっていました。
そしてフューリー続投の連絡があった時、初めてオーディションに受かった時の気持ちに近いものを感じました。
再びニック・フューリーを演じられる事、とてもうれしく思います！
本作では、今までにはないフューリーの姿を垣間見る事が出来ました。その時の音色をどうするのか…そんな作業も楽しかったです。

関俊彦

『キャプテン・マーベル』で初めて出会ったタロス。作品そのものの面白さにも惹かれましたが、こういった異星人の役を演じることは、洋画の吹替としては珍しい事だったので、自分としてはとても刺激的でした。『キャプテン・マーベル』の後も『スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム』に登場して私達を驚かせてくれたタロスですが、本作ではメインキャスト。私にとって愛着のあるキャラクターなので、フューリーと共に是非タロスの活躍にも注目して欲しいです。皆さんと一緒に配信を楽しみにしています。

森川智之

大変光栄に思います。『ブラックパンサー』シリーズ等に続いて、再びロスを演じることになるとは思ってもいませんでした。MCUの中でも唯一無二の存在感を放っているキャラクターなので、今回の作品でも彼らしい活躍を期待しています。ニック・フューリーの敵なのか？　味方なのか？　誰もが楽しめるサスペンス・スリラーになっているかと思います。ぜひ『シークレット・インベーション』一緒に楽しみましょう！　エヴェレット・ロスに乞うご期待です！

笠間淳

まずは「まさか自分が」という思いと共に、今改めて「MCUへの初参加」という文言に感動しています。と同時にフューリーを中心に描かれる作品の敵役、という事への大きなプレッシャーも感じています。マーベル作品の敵役と一概に言っても、その思惑、在り様は様々。グラヴィクというキャラクターを一層魅力的に描き出す為に如何にすべきか。大きなチャレンジの毎日です。アベンジャーズ創設者としてのフューリーではなく一人の人間としての彼がどう描かれるのか、そしてグラヴィクがどの様に関わり、立ちはだかるのか、皆さんと一緒に僕も楽しんでいきたいと思います。よろしくお願い致します！

清水理沙

MCUシリーズにいつの日か参加したいと願っておりましたので、喜びもひとしおです。誰もが知るニック・フューリー初の主人公の本作で、ガイアは重要なキャラクターを担っています。オーディションの合格を聞いた時、嬉しい気持ちと同時にとても光栄に思いました。予測不能な数々の展開と衝撃が皆さんを待っています。その物語に引き込まれること間違いなしです！　誰が味方で敵なのか……。ぜひその目で確かめてください。