『スター・ウォーズ』実写オリジナルドラマシリーズ『アソーカ』が、8月23日よりディズニープラスにて独占配信されることが決定した。

　本作の製作総指揮を務めるのは、ジョージ・ルーカスから『スター・ウォーズ』のアニメーションシリーズ作品の制作を任されたデイヴ・フィローニ。ジェダイがほぼ残っていない暗黒の時代に、徐々に迫りくる暗い闇とは一体何のことなのか。アソーカを中心に描かれる『スター・ウォーズ』の新たな歴史が刻まれる。

　主人公アソーカ・タノは、アニメーション作品『スター・ウォーズ／クローン・ウォーズ』でルーカスの指示通り、アナキン・スカイウォーカー（後のダース・ベイダー）の唯一のパダワン（フォース感知者）として初登場しており、『ボバ・フェット／The Book of Boba Fett』では、ジェダイである若きルーク・スカイウォーカーとの共演が実現。マンダロリアンからグローグーを託されたルークが、まるで『スター・ウォーズ エピソード5／帝国の逆襲』でヨーダから受けたフォースの訓練をグローグーに受け継ぐような姿を、アソーカも見守っていた。ジェダイだったアソーカはその後、正義の守護者たちであるはずの組織ェジェダイ・オーダーへの信頼を失い、ジェダイの道を捨てアナキンとも決別する。そして、ダークサイドに堕ちたアナキンがダース・ベイダーとなった姿で再会を果たし、変わり果てた姿のかつての師と死闘を繰り広げたという過去を持っている。

　また、アソーカ・タノはルーカスからの「アナキンにパダワンが欲しい」という強い希望を受け、スタジオジブリの長編アニメーション『もののけ姫』のヒロインであるサンをモデルにして生まれた日本に深い縁のあるキャラクターでもある。アソーカの名もまたルーカスが名付けたことをフィローニ監督が公言している。

　オリジナルドラマシリーズでは、アソーカのマスターであるアナキン・スカイウォーカーの息子、ルーク・スカイウォーカーとのサプライズ共演を描いたフィローニ監督。アソーカは他にもオビ＝ワン・ケノービやレイアとルークの母バドメ・アミダラ、ヨーダ、そしてダース・モールなど正史に登場する数多くのキャラクターと、アニメーション作品『スター・ウォーズ 反乱者たち』に登場し、本作にも出演するスローン大提督、パイロットのヘラ・シンドゥーラやマンダロリアンの戦士サビーヌ・レン、そしてストリート育ちからジェダイの修行をし、仲間を守るために行方不明となっていたエズラ・ブリッジャーなど様々なキャラクターと深いつながりがある。また、アナキンやルークに次ぐ『スター・ウォーズ』のもう一人の主人公とも言われおり、本作でアソーカの知られざる物語が明らかになる。

■配信情報
『アソーカ』
ディズニープラスにて、8月23日（水）独占配信
©︎2023 Lucasfilm Ltd.