『日曜の夜ぐらいは...』岸井ゆきのが“静かなパワフルさ”を発揮 翔子の過去に何が?
2016年からの『99.9-刑事専門弁護士-』シリーズ(TBS系)で注目を浴び、大河ドラマ『真田丸』(NHK総合)にも出演した岸井は、2018年に連続テレビ小説『まんぷく』で安藤サクラ演じるヒロイン・福子の姪タカを演じ、全国的に好評を博した。本作に登場した当時、タカは14歳の設定だったが、小柄な岸井は違和感なく演じており、筆者は大いに好感を抱いた。
その後、主演映画『愛がなんだ』(2019年)で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2022年には『ケイコ 目を澄ませて』のほか、ドラマ『恋せぬふたり』(NHK総合)や映画『やがて海へと届く』でも主演を張り、ヒロインを演じた『神は見返りを求める』や『犬も食わねどチャーリーは笑う』での弾けた演技でも観客を楽しませた。
コメディからシリアスなドラマまで、どんなジャンルでも見る者を引き付け、作品に引き込む“静かなパワフルさ”を持っている岸井。『日曜の夜ぐらいは…』第2話の予告では、兄を乗せたタクシーで「俺に妹なんていない」と言われ涙ぐんでいる翔子が映し出されているが、なぜ家族に縁を切られたのか、徐々に紐解かれるであろう翔子の過去が気になる。今後も岸井の名演技から目が離せない。
■放送情報
『日曜の夜ぐらいは...』
ABCテレビ・テレビ朝日系にて、毎週日曜22:00〜放送
出演:清野菜名、岸井ゆきの、生見愛瑠、岡山天音、川村壱馬(THE RAMPAGE)、やついいちろう(エレキコミック)、今立進(エレキコミック)、椿鬼奴、飛永翼(ラバーガール)、橋本じゅん、和久井映見、宮本信子ほか
脚本:岡田惠和
演出:新城毅彦、朝比奈陽子、高橋由妃、中村圭良
企画・プロデュース:清水一幸
プロデューサー 山崎宏太、山口正紘、郷田悠(FCC)、浅野澄美(FCC)
制作協力:FCC
制作著作:ABCテレビ
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