『鬼滅の刃』梅原裕一郎×石川界人×武内駿輔×斉藤壮馬が豪華共演 半天狗声優陣に注目

 フジテレビ系にて放送中のテレビアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編。前回放送された第3話「三百年以上前の刀」では、上弦の肆・半天狗や上弦の伍・玉壺の登場により、のんびりと過ごしていた刀鍛冶の里での生活が一変していく。それぞれの鬼たちの戦術に注目だ。

 第3話は、半天狗や玉壺の登場が印象的な回であった。壺の中に入っていた玉壺は、刀鍛冶が壺に手を伸ばした途端、壺の中に引き込み丸ごと食べてしまう。咀嚼音と血飛沫がリアルで、残酷な描写であった。その後玉壺は刀鍛冶を「まずい」と吐き出し、壺から出てくる。目の位置に口があり、顔から手が生えている様子は、何度観ても不気味である。

『鬼滅の刃』に梅原裕一郎×石川界人×武内駿輔×斉藤壮馬 上弦の肆・半天狗が分裂した鬼役

フジテレビ系にて放送中のTVアニメ『「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』の新キャストとして、梅原裕一郎、石川界人、武内駿輔、斉藤壮馬の出演…

 半天狗は、最初は怯えた様子で泣きながら炭治郎と無一郎の前に現れる。無一郎が頸を斬ると、頭と体が分裂。一方には体ができ、一方には頭が生え、2体の鬼(積怒・可楽)として蘇る。怯えて逃げていた半天狗とは一変。どちらも、とんでもない力で炭治郎と無一郎と対峙する。

 可楽は団扇で仰いだだけで凄まじい威力の風を起こす。あまりの強さに、建物は一瞬で破れ、炭治郎と無一郎は遠くまで吹き飛ばされてしまう。常に楽しそうで、玄弥が頸を打った際も、「初めてくらった感触の攻撃だ」と興奮気味に話す。声は石川界人が担当。テンション高めの煽り声が見事にハマっていた。

 「わしはただひたすら腹立たしい」と怒り気味の積怒の声は梅原裕一郎。手に持っていた錫杖を振り下ろすと、電撃攻撃が発動。ビリビリと閃光が走り、かなりの威力の電流が炭治郎を襲う。

 玄弥が後ろから銃で可楽と積怒の頸を撃つと、鬼たちはまた分裂。新たに空喜と哀絶が登場した。

 空喜は羽が生え、手足が鳥のようになっていて、飛びながら足の爪で炭治郎を掴む。「喜ばしいのう」と、嬉しそうな声で空喜を演じたのは、武内駿輔。空喜は口から超音波を放つと、ヒノカミ神楽で応戦しようとした炭治郎は圧倒されてしまう。

 悲しそうな表情の哀絶は槍で玄弥を突き刺し、「哀しいほど弱い」と嘆く。悲哀に満ちた声を担当したのは、斉藤壮馬だ。

 個性豊かな鬼たちを前に、炭治郎や無一郎、そして玄弥は押され気味である。果たして半天狗の急所はどこなのか。小鉄を襲っていた金魚の鬼の正体は何なのか。

■放送情報
『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』
フジテレビ系にて、毎週日曜23:15~23:45放送
出演:花江夏樹、鬼頭明里、河西健吾、花澤香菜、岡本信彦、古川登志夫、鳥海浩輔
主題歌:MAN WITH A MISSION×milet「絆ノ奇跡」
原作:吾峠呼世晴(集英社ジャンプコミックス刊)
監督:外崎春雄
キャラクターデザイン・総作画監督:松島晃
脚本制作:ufotable
サブキャラクターデザイン:佐藤美幸、梶山庸子、菊池美花
プロップデザイン:小山将治
美術監督:衛藤功二 
撮影監督:寺尾優一
3D監督:西脇一樹
色彩設計:大前祐子
編集:神野学
音楽:梶浦由記、椎名豪
アニメーション制作:ufotable
製作:アニプレックス、集英社、ufotable

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