全米が吐いた!? 『テリファー 終わらない惨劇』マイルド&ハード2種類の予告編公開

 6月2日に公開される『テリファー 終わらない惨劇』の予告編2種類とポスタービジュアルが公開された。

 本作は、アメリカの脚本家、監督、プロデューサーであり、敏腕特殊メイクアップアーティストのダミアン・レオーネの長編デビュー作『テリファー』(2016年)の続編。2022年10月6日に全米で封切られると、瞬く間に大ヒットを記録。“ヤバい”という口コミが話題を呼び、大勢の観客が劇場に詰めかけることとなったが、過激な描写とアート・ザ・クラウンの恐ろしさに、嘔吐・失神する者が出るなど劇場は混乱に陥り、映画公式SNSが注意喚起を行うほどとなった。

 人々に忌まわしい記憶を植え付けたマイルズ・カウンティーの惨劇から1年後のハロウィン。ピエロの恰好をした連続殺人鬼、アート・ザ・クラウンがハロウィンに再び姿を現した。絶命したかにみえたクラウンは死体安置所で息を吹き返し、その残虐性と冷酷さを増してハロウィンの街へと繰り出した。標的となったのは、父親を亡くした姉シエナと弟ジョナサン。悪夢が再び彼らに襲い掛かる。クラウンが通った後に残るのは惨劇の記憶と被害者の亡骸だけ。一人、また一人と増えていく犠牲者。ハロウィンの喧騒をよそに迫りくるクラウンの魔の手から姉弟は逃れることができるのか……。

映画『テリファー 終わらない惨劇』予告編(マイルドバージョン)
映画『テリファー 終わらない惨劇』予告編(ハードバージョン)

 予告編は、マイルドバージョンとハードバージョンの2種類。マイルド版は、牧歌的なカントリーソングが流れる中、アート・ザ・クラウンが三輪車にのって現れる。子どもたちの人気者かと思わせつつも漂う違和感。そして後半はアートの本性が垣間見え、多少の暴力を披露するが、そこまで過激なシーンはなく思わせぶりに終了する。一方のハードバージョンは、ハードゴアシーンがフレーム単位で差し込まれており、本作の味わいがより伝わる映像に仕上がっている。

 あわせて公開されたポスタービジュアルには、「全米が吐いた!?」のコピーととに、恐ろしい表情のアート・ザ・クラウンらの姿が描かれている。

■公開情報
『テリファー 終わらない惨劇』
6月2日(金)TOHOシネマズ 六本木ヒルズほかにて公開
監督・脚本:ダミアン・レオーネ
出演:ジェナ・カネル、ローレン・ラベラ、デイビット・ハワード・ソーントン
キャサリン・コーコラン、グリフィン・サントピエトロ
配給:プルーク、OSOREZONE
配給協力:シンカ
制作:DARK AGE CINEMA
2022/アメリカ/138分/カラー/シネスコ/5.1ch/R18+
©️2022 DARK AGE CINEMA LLC. ALL RIGHTS RESERVED 
公式サイト:https://synca.jp/terrifier_movie/
公式Twitter:@terrifier_movie

関連記事