ハリソン・フォードからメッセージも 『インディ・ジョーンズ』最新作の新予告が公開
現地時間4月7日から10日にかけてイギリス・ロンドンにて開催中の「スター・ウォーズ・セレブレーション」。現地時間4月7日、6月30日に日本公開される『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の新予告が会場にて公開された。
『インディ・ジョーンズ』シリーズは、考古学者にして冒険家の主人公インディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)が秘宝を求めて世界中を飛び回りながら、様々な危険や謎に立ち向かい冒険を繰り広げていくアドベンチャー映画。フォードがインディを演じるのはラストとなる本作では、“人間の想像を超える力”を持つ謎に満ちた伝説の秘宝を巡り、インディが因縁の宿敵、元ナチスの科学者フォラーと全世界を股にかけて争奪戦を繰り広げる。
惜しくも会場には来れなかったフォードからはビデオメッセージが寄せれらた。映像でフォードは、「スター・ウォーズ・セレブレーションにお越しのみなさん、ロンドンで楽しい時間を過ごしているかな? ロンドンに行けずに申し訳ない。今回の冒険で僕と一緒に共演しているマッツ・ミケルセンとフィービー・ウォーラー=ブリッジにステージに上がってもらおう」と話し、壇上にはマッツ・ミケルセンととフィービー・ウォーラー=ブリッジが登場。
司会者から自身が演じた役どころについて聞かれたミケルセン。「僕はインディ・ジョーンズを演じている」と答えると、会場からは笑い声が。続けて、「いや、僕のキャラクターはユルゲン・フォラーという名前で、グッド・ガイだ」と自身が演じたキャラクターについて語った。一方のウォーラー=ブリッジは、「私が演じているのはヘレナで、彼女はとてもスウィートなインディの名づけ子(ゴッドドーター)でもあります。ここにきてヘレナの登場はインディにとっては嬉しくないこと。お互いに敵対心を持っているのと同時に、インディは認めたくないでしょうけど、似たようなところもある」と役柄について説明した。
ユルゲン・フォラーという悪役を演じたことで、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』で悪役ルネ・ベロックを演じたポール・フリーマンとアーノルド・エルンスト・トートを演じたロナルド・レイシーの仲間入りを果たしたことを司会者に言及されたミケルセン。「夢が叶ったという感じだ。自分の人生の中で印象に残る映画だよね。僕も初めて観た時のことを覚えている。想像力を駆け巡らせられる映画で、80年代に僕も観ていたからね。夢が叶ったって感じだ」と答えると、続けて「君、悪役って言ったかい?」とおどける場面も。
モロッコとイタリアのシシリアで撮影が行われた本作。ウォーラー=ブリッジは撮影を振り返り、「シシリアにいた時、ハリスンがあの有名な衣装を身につけてカジュアルな感じでセット内を歩いていたんですが、その時、みんながとろけちゃって、ハリスンが『何だ、どうしたんだ?』ってなって。みんなが『インディがここにいる!!』ってなって、その日は誰もがずっと笑顔でいました」とエピソードを披露した。
会場では新たな予告編に加えて、5分を超える本編映像も公開。本編映像には、フォード演じるインディとウォーラー=ブリッジ演じるヘレナ、そしてミケルセン演じるフォラーによるカーチェイスの様子が収められていた。
■公開情報
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』
6月30日(金)劇場公開
監督: ジェームズ・マンゴールド
出演:ハリソン・フォード、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、アントニオ・バンデラス、ジョン・リス=デイヴィス、マッツ・ミケルセン
製作:キャスリーン・ケネディ、フランク・マーシャル、サイモン・エマニュエル
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス
音楽:ジョン・ウィリアムズ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
原題:Indiana Jones and the Dial of Destiny
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