宮本信子、生見愛瑠の祖母役で『日曜の夜ぐらいは...』出演決定 「非常に共鳴できる作品」
4月30日よりABCテレビ・テレビ朝日系で放送がスタートする清野菜名主演ドラマ『日曜の夜ぐらいは...』に宮本信子が出演することが決定した。
ABCテレビが4月から日曜22時に新設する全国ネットの新ドラマ枠の第1弾となる本作は、「人生とは、家族とは、愛とは」をテーマにとするハートフルな会話劇。連続テレビ小説『ひよっこ』(2017年/NHK総合)、『にじいろカルテ』(2021年/テレビ朝日系)、『ファイトソング』(2022年/TBS系)、映画『いま、会いにゆきます』など、数々のドラマや映画を世に送り出してきた岡田惠和がオリジナル脚本を手が、主演の清野をはじめ、岸井ゆきの、生見愛瑠、岡山天音、川村壱馬、和久井映見が出演する。
宮本が演じるのは、生見演じる樋口若葉の祖母・富士子。裕福な暮らしから没落し、今は若葉と二人、同じ食品工場で働きながら、かつて住んでいた豪邸の近くにやっと生活できる程度の小さな家を借り暮らしている。過去の栄華が忘れられない富士子の日課は、元自分の家の様子を双眼鏡でのぞき見ること。現住人のぜいたくな暮らしぶりに舌打ちし、自分たちのみじめさと比較しては、本気か冗談か、金目的の結婚を孫娘に勧めるなど、苦虫を噛み潰すような日々を過ごしている。
どこか滑稽で口から出る言葉はほぼ皮肉という富士子と、そんな富士子以外に話し相手もいない若葉の暮らしは、そこはかとなくドライ。その根底には二人共通の闇が存在している。人生に大きな影を落とす、取り除けないしこりを抱えながら生きる祖母と孫娘を、宮本と生見がどう表現していくのか。
宮本信子 コメント
岡田さんから富士子役のオファーを頂戴し、すぐに「出演させていただきたい!」とお返事しました。今まで演じたことのない役柄で、岡田さんがこれまでと違う役を意識的に書いてくださっているのかなと感じながら取り組んでおります。役づくりでまず始めたのは、舌打ちの練習。舌打ちしない人生を送ってまいりましたので、自然に出すのはなかなか難しいのですが…。芝居についても、もちろん色々考えてはいますが、現場に立って、孫と暮らす家を見て、そこから得られる感覚で変わっていくだろうと思っています。このドラマでは、今を生きる個性の違う3人の女性たちが本当によく描かれていて、非常に共鳴できる作品になっていると思います。少し毒を含んでいる岡田脚本もすごく素敵! ぜひとも、日曜の夜ぐらいはこのドラマを見てくださいませ。
■放送情報
『日曜の夜ぐらいは...』
ABCテレビ・テレビ朝日系にて、4月30日(日)スタート 毎週日曜22:00〜放送
※初回拡大
出演:清野菜名、岸井ゆきの、生見愛瑠、岡山天音、川村壱馬(THE RAMPAGE)、和久井映見、宮本信子ほか
脚本:岡田惠和
演出:新城毅彦、朝比奈陽子、高橋由妃、中村圭良
企画・プロデュース:清水一幸
プロデューサー 山崎宏太、山口正紘、郷田悠(FCC)、浅野澄美(FCC)
制作協力:FCC
制作著作:ABCテレビ
©︎ABCテレビ
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