4月14日に公開される『ハロウィン THE END』の日本版本予告が公開された。

　1978年、ジョン・カーペンターが32万5000ドルの製作費で生み出し、4716万ドルの全米興行収入を記録した映画『ハロウィン』。ホラー映画の金字塔として愛され続ける同作は、映画史に残るホラーアイコン“ブギーマン”を生み出した。その1978年版から40年後を描いた正統な続編『ハロウィン』は、2018年10月19日に全米で公開され、全世界で2億5561万ドルを稼ぐ大ヒットを記録。2021年には続編となる『ハロウィン KILLS』が公開され、全世界で1億3164万ドルの興行収入を記録、連続して全米No.1のオープニングを飾った。

　そんな人気シリーズ『ハロウィン』の最終章となる『ハロウィン THE END』は、前作に引き続き監督・脚本・製作総指揮をデヴィッド・ゴードン・グリーンが担当。キャラクター原案・製作総指揮・音楽を、シリーズ生みの親である巨匠ジョン・カーペンターが務め、『透明人間』『ハッピー・デス・デイ』などのブラムハウス・プロダクションズとタッグを組んだ。主人公ローリー・ストロードを演じるジェイミー・リー・カーティスを筆頭に、アンディ・マティチャック、カイル・リチャーズ、ウィル・パットンが続投するなど、『ハロウィン』シリーズを支え続けるキャスト陣が集結。昨年10月14日に全米公開された本作は、4005万355ドルの興行収入で全米No.1のオープニングを飾るなど、今なお記録を更新し続けている。

　公開された予告編のナレーションを務めるのは、『鬼灯の冷徹』の鬼灯役をはじめ、『BLEACH』の茶渡泰虎、『弱虫ペダル』の金城真護役など数々の人気キャラクターを演じる声優・安元洋貴。本シリーズのファンであることを公言する安元が語るのは、ハロウィンの夜に再び現れた殺人鬼マイケルによる新たな恐怖の物語。ローリーとハドンフィールドの住民を40年にも渡り恐怖に陥れてきたブギーマンことマイケル・マイヤーズは、神出鬼没、人知を超える怪力で人々を襲い、殺人の動機や感情は一切不明。これまで、幾度もローリーらの反撃により致命傷を負わされてきたが、そのたびに常人離れした不死身の肉体で復活を遂げてきた。

　そんなホラー映画史上最も残忍で凶悪な殺人鬼にフィーチャーした本映像では、マイケルの“純粋な悪”が暴走。再びハドンフィールドに姿を現したマイケルが街中を血に染め上げる様子を次々と映し出している。マイケルの狂気が目の前まで迫る中、ローリーは「命に代えてもヤツとの決着をつける」と決意し、ついに最終決戦の時を迎えるが、そこには想像も絶する恐怖が待ち受けていた。果たして、40年に渡る対決の末に生き残るのは、ローリーか、マイケルか。ローリーと悪の化身マイケルの最終決戦が幕を上げる。

安元洋貴 コメント

伝説的な作品のニューサーガ、それのラストを飾る作品。
前々作、前作と色々な意味でボルテージが上がりまくっているこの作品。
どう着地するのか、僕自身も楽しみです。皆様も是非結末を「凝視」してください。

■公開情報
『ハロウィン THE END』
4月14日（金）TOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開
監督：デヴィッド・ゴードン・グリーン
脚本：ポール・ブラッド・ローガン、クリス・ベルニエ、デヴィッド・ゴードン・グリーン、ダニー・マクブライド
製作総指揮：ジョン・カーペンター、ジェイミー・リー・カーティス、ダニー・マクブライド、デヴィッド・ゴードン・グリーン
製作：マレク・アッカド、ジェイソン・ブラム、ビル・ブロック
出演：ジェイミー・リー・カーティス、アンディ・マティチャック、ローハン・キャンベル、ウィル・パットン、カイル・リチャーズ、ジェームズ・ジュード・コートニー
配給：パルコ、ユニバーサル映画
2022年／アメリカ／カラー／スコープサイズ／英語／原題：Halloween Ends／111分／R15+
©︎2022 UNIVERSAL STUDIOS