吉岡里帆とモトーラ世理奈が接近　『アイスクリームフィーバー』特報＆ティザービジュアル

　吉岡里帆、モトーラ世理奈、詩羽（水曜日のカンパネラ）、松本まりかが出演する映画『アイスクリームフィーバー』の公開日が7月14日に決定。あわせて特報映像と第1弾ティザービジュアルが公開された。

　アートディレクター千原徹也の初監督作となる本作は、10代〜30代の4人の女性たちの“想い”と“人生”が交錯するラブストーリー。監督の千原は「映画制作をデザインする」と題し、長年の夢だった「映画を作ること」をアートディレクターの視点から構築し、従来の映画製作のやり方に囚われない手法で企画立案した。原作は、川上未映子の短編集『愛の夢とか』（講談社）内収録の『アイスクリーム熱』。川上の小説、初の映画化作品となる。

　公開された特報映像では、年齢も仕事もさまざまな4人の女性たちの何気ない日常が流れていく。やがてアイスクリームをきっかけに出会いを果たす、菜摘（吉岡里帆）と佐保（モトーラ世理奈）。吉澤嘉代子の楽曲「氷菓子」に乗せながら、初恋のような胸の高鳴りを抑えられずに、渋谷の街を駆け抜けていくふたりの姿が瑞々しく映し出される。さらに、感情をむき出しにする優（松本まりか）や、雨に打たれながら一点を見つめる貴子（詩羽）の姿も。

　あわせて公開された第1弾ティザービジュアルには、見つめ合う菜摘と佐保とともにい「100万年君を愛ス」というコピーが添えられている。

　主題歌を担当するのは吉澤嘉代子。楽曲のMVやジャケットのビジュアルでこれまでに千原監督と何度もタッグを組んできた吉澤が、本作をイメージして「氷菓子」を書き下ろした。さらに吉澤はモトーラ演じる佐保の隣人“オトナリさん”役として出演も果たす。

　また、ワコール生まれの下着屋「une nana cool」と、本作のコラボレーションが決定。2023年の年間ビジュアル「女の子への応援メッセージ2023」のイメージモデルとして吉岡が起用された。さらにタイアップビジュアルも公開され、公式WEBサイト並びにSNS、店頭ポスターにて、映画のワンシーンやロゴが用いられた新ビジュアルムービーも公開となる。

　なお、本作の劇中衣装の提供は「グローバルワーク」「ニコアンド」「ローリーズファーム」など、渋谷を拠点にグループで30を超えるブランドを国内外で展開するカジュアルファッション専門店チェーン「アダストリア」。映画の公開に向けてタイアップ協力し、様々なコラボ展開を予定している。

吉澤嘉代子 コメント

千原徹也監督へ
「僕が初めて撮る映画の主題歌を書いてほしい」と言ってもらえた日から幾年が経ったでしょう。届かなくても叶わなくても、映画への愛を熱しつづけるその姿をずっと見てきました。
いざ歌をつくるとき、最後には真夜中のれもんらいふでひたすらひらめきを編む貴方を浮かべていました。
人生は優しく繋がっている、私もそんな歌を書きたかったのです。何でも持っていそうだから何も渡せなかった千原さんにやっとプレゼントができました。

■公開情報
『アイスクリームフィーバー』
7月14日（金）より、TOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほかにて全国ロードショー
出演：吉岡里帆、モトーラ世理奈、詩羽（水曜日のカンパネラ）、松本まりか
監督：千原徹也
原案：川上未映子『アイスクリーム熱』（『愛の夢とか』講談社刊収録）
エグゼクティブプロデューサー：千原徹也、山本正典、木滝和幸
プロデューサー：勝俣円、塚原元彦
宣伝プロデューサー：小口心平
脚本：清水匡
音楽：田中知之
撮影：今城純
主題歌：吉澤嘉代子「氷菓子」
制作：れもんらいふ
制作協力：DASH、doors
配給：パルコ
©2023「アイスクリームフィーバー」製作委員会