『相棒』元日スペシャルに森崎ウィン、茅島みずき、佐藤B作ら集結 袴田茂昭も再登場

 水谷豊演じる杉下右京と寺脇康文演じる亀山薫が再びタッグを組み、テレビ朝日系にて放送中の『相棒season21』。2023年1月1日に元日スペシャル「大金塊」が放送されることが決定した。

 全国の美術館で窃盗が相次ぎ、広域重要指定になっていた事件が、窃盗団を一網打尽にしたことで解決された。しかし、解決に貢献したのが捜査権のない民間の探偵社ということで、警察上層部は怒り心頭。お灸を据える意味で「熟年探偵団」を名乗る3人組を、建造物侵入の容疑で逮捕する。

 執行猶予付判決を受けたのは、大門寺尚彦(斉木しげる)、串田純哉(佐藤B作)、野崎長吉(井上肇)の熟年トリオ。ただ、趣味で探偵をし、いくつかの事件を解決に導いてきたという彼らに悪びれる様子はなかった。そんな中、元与党政調会長で、政界に多大な影響力を持つ大物衆議院議員・袴田茂昭(片岡孝太郎)の屋敷に、『邸内の金塊を盗む』という不穏な予告状が届く。

 袴田といえば1年前、右京に殺人教唆の罪を暴かれそうになるも、当時の秘書に罪をなすりつけることで逮捕起訴を免れた曰く付きの人物。警察に介入されたくない袴田は、後継者として修行をさせている息子・茂斗(森崎ウィン)を通じて、「熟年探偵団」に捜査を依頼する。袴田としては家格を重んじ、茂斗の将来に並々ならぬ執着を見せる妻・虹子(いしのようこ)の手前、トラブルを大きくしたくないという裏事情があった。

 一方、『熟年探偵団』に興味を持った右京と薫は、探偵事務所を訪問。するとそこには、茂斗の姿が。双方をマークすることにした右京と薫は、依頼を受けて袴田家を訪れていた探偵団に乗じて、邸内に入り込む。右京と因縁のある袴田は、姿を見るなり追い払おうとするが、探偵団と同行していた寧々(茅島みずき)という若い女性の機転で同席を許される。実は彼女こそが探偵団のブレーンで、鋭い推理力と観察眼を持つ才媛だった。行き掛かり上、特命係と寧々率いる探偵団は、金塊盗難予告の捜査で競うことになる。

 片岡孝太郎演じる衆議院議員の袴田は、2022年1月放送の『相棒season20』元日スペシャル「二人」で殺人教唆の罪を暴かれかけるも、右京が掴んだ証拠が何者かの手によって消されたことで、当時の秘書に罪をなすりつけ逮捕を回避。右京とは浅からぬ因縁を持つ相手が、1年ぶりに再登場する。

 わずか1年での再登場に驚いたという片岡は、「どんな登場になるのか?と妄想が暴走」しつつも、「袴田茂昭議員の生き様、人柄が垣間見られてうれしく、ストーリーにのめり込みました」と振り返った。

 さらに、今回新たに登場する袴田の妻・虹子役として、いしのようこの出演が決定。そして、袴田茂昭の後継者である息子の茂斗を演じるのが、森崎ウィン。森崎は、初めての『相棒』シリーズ出演を「驚きと喜び」をもって聞いたとコメント。水谷、寺脇との共演について「『相棒』の現場は本当に最高でした」と明かした。

 また、袴田家から依頼を受ける「熟年探偵団」を率いる「先生」こと、寧々を演じるのは茅島みずき。「熟年探偵団」の1人である尚彦の孫で、大学ではミステリー研究会に所属し、優れた推理力と観察眼を併せ持つ。思ったことをずけずけと口にする物怖じしない性格で、右京と金塊盗難予告の犯人について頭脳戦を繰り広げる。

 同じく『相棒』シリーズ初出演に「たくさんの方に愛されている作品だからこその責任感や不安はありましたが、とにかく皆さんについていけるように頑張ろう」と必死だったという茅島。「最後まで全く展開が読めず、途中途中クスッと笑えるシーンも多く、この素敵な脚本をちゃんと皆さまに届けなきゃと、より一層気合いが入りました」とコメントを寄せた。

 また、「熟年探偵団」の3人組を演じるのは、佐藤B作、斉木しげる、井上肇。探偵社として正式に開業し、郊外の雑居ビルに事務所を構えている3人は、とある田舎町の警察署と連携し、事件の捜査に励んでいる。

コメント

森崎ウィン(袴田茂斗役)

『相棒』へ出演のお話をいただいたときは、驚きと喜びを同時に感じました。『相棒』は、右京さんと亀山さんのコンビが織りなす、一度見始めたらなかなかテレビから離れられない、とてもワクワクさせられる作品。そんな歴史ある作品、しかも元日スペシャルに出演することとなり、本当にうれしかったです。イチ視聴者として拝見していたときと違って、演じるとなると「こんなに難しいものだったのか」と思いましたが、これが一本の作品として繋がったときを思うと、ワクワクしている自分もいました。
『相棒』の現場は本当に最高でした。こんなにたくさんのベテラン俳優の皆さまとご一緒出来る貴重な経験をし、長年『相棒』を支えているスタッフの皆さまと現場での時間を過ごし、僕の今後の役者人生にとてもためになる宝物を持ち帰ることが出来た気がします。
水谷さんは、とても紳士的かつ、フランクで、緊張していた僕の撮影初日、お会いして数秒で何故か安心と信頼が生まれました。そして、寺脇さんは、とても熱く、撮影でつまずいていた僕にこっそりアドバイスをくださるなど、急に参加した僕にも寄り添ってくださいました。一番僕がびっくりしたのは、お二方とも、現場の全てのスタッフさんのお名前を覚えている事です。入りも帰りも全てのスタッフさんの名前を呼びながらお一人一人ご挨拶していました。もうね、これは、本当に凄い事なんです。僕もいずれはお二方みたいになれるよう、頑張ります。
長らく『相棒』を愛してくださっている皆さま、今回『相棒』の一員として皆さまとお会い出来ること、とてもうれしく思います。2023年の年明けに、心に残るストーリーを子供心が蘇る謎解きでお送りします。どうか、ご覧になってくださいませ。よろしくお願いいたします。

茅島みずき(大門寺寧々役)

『相棒』という作品は、年齢問わずたくさんの方から愛されている歴史のある作品。そんな素敵な作品に自分が出演させていただけるなんて思ってもいなかったのですごくうれしかったです。それと同時に、たくさんの方が見てくださって愛されている作品だからこその責任感や不安はありましたが、とにかく皆さんについていけるように頑張ろうと思いました。
 台本をいただき、まずは自分がどんな役なのかを知りたくて読み始めたのですが、話の展開が気になりすぎてあっという間に読み終わっていました。最後まで全く展開が読めず、途中途中クスッと笑えるシーンも多く、この素敵な脚本をちゃんと皆さまに届けなきゃと、より一層気合いが入りました。
水谷さんと寺脇さんは本当に素敵な方々。困った時はすぐに声をかけてくださってお芝居に対してのアドバイスもたくさんいただきました。お2人のお芝居に対する姿勢や現場での佇まいはとても勉強になりました。
そして、現場の初めと終わりに水谷さんと寺脇さんは全スタッフ、キャストの皆さんとグータッチをしているのが印象的で、この現場の温かさやチーム感はここからできているんだな、素敵な現場だなとあらためて感じました。
水谷さん演じる右京さん、寺脇さん演じる薫さんはもちろんのこと、周りのキャストの皆さんが演じる役柄も個性豊かなキャラクターが勢揃いで、とっても面白い作品になっていると思います。私演じる寧々の推理にも注目して、ぜひご覧ください。

佐藤B作(串田純哉役)

ようやく念願の『相棒』に出していただけると興奮しました。水谷さんと寺脇さんはとてもフランクなお2人で、現場には緊張感はあるのですが、お2人の存在がさらにプレッシャーをかけるようなことは全くなく、むしろ和ませていただきました。『相棒』は、俳優と全スタッフが気持ちを1つにして撮影に取り組む素晴らしい現場で、笑いも起きる大人の雰囲気の撮影でした。
私の演じた役は、リアリティーを持たせるのが難しく感じた役でしたが、いつもの『相棒』に比べると、ちょっとくだけたところもある元日スペシャルになっていますので、お酒でもいただきながら家族全員でお楽しみください。

片岡孝太郎(袴田茂昭役)

『相棒』に再び出演のお話をいただき、正直驚きました! 昨年の元日スペシャルの後半、右京と「お前とはいずれ決着をつけなければいけないようだ」「望むところです」と対峙するシーンがありましたが、こんなに早い再登場……どんな登場になるのか? と妄想が暴走しました。台本を読み始めると前回よりかなり出演シーンが多く……。袴田茂昭議員の生き様、人柄が垣間見られてうれしく、ストーリーにのめり込みました。
昨年、反町さんと共演するシーンはなかったのですが、とても和やかな撮影現場の中で反町さんとご一緒できて光栄でした。今回は寺脇康文さんとの初共演。水谷さんと寺脇さんの軽快なテンポの中に厚みがある演技に圧倒されました! その中に私も参加させていただき、とても緊張しましたが幸せな撮影でした。
亀山薫がカムバックして初めての元日スペシャル――袴田茂昭が亀山薫へメッセージを残します。とても大切な……。
そして今回は私の高校の同級生、いしのようこと初共演、初夫婦役ができ、うれしかったです。昨年に引き続き再登場する袴田をぜひ見届けてください。

■放送情報
『相棒season21』元日スペシャル「大金塊」
テレビ朝日系にて、2023年1月1日(日)21:00~23:15放送
出演:水谷豊、寺脇康文、森口瑤子、鈴木砂羽、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、田中隆三、松嶋亮太、神保悟志、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二、森崎ウィン、茅島みずき、佐藤B作、斉木しげる、井上肇、いしのようこ、片岡孝太郎ほか
エグゼクティブプロデューサー:桑田潔(テレビ朝日)
チーフプロデューサー:佐藤凉一(テレビ朝日)
プロデューサー:髙野渉(テレビ朝日)、西平敦郎(東映)、土田真通(東映)
脚本:輿水泰弘
監督:権野元
音楽:池頼広
制作:テレビ朝日/東映
©テレビ朝日/東映
公式Instagram:@aibou_official
公式Twitter:@AibouNow

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