ヒイロが魔人ヤムザと闘う様子が 『劇場版 転スラ 紅蓮の絆編』本編冒頭映像公開

 全国公開中の映画『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』の本編冒頭映像と新場面写真が公開された。

 本作は、原作・伏瀬自らが原案を手がけた完全オリジナルストーリーで人間からスライムに転生した主人公・リムルたちが、仲間のために陰謀に立ち向かう“絆”の物語だ。11月25日の公開初日から現在までで動員が73万人、興行収入は9億6千万円を突破している。続々と世界各国での公開も決定している中、12月9日から公開された台湾では、オープニング興行成績1位という大ヒットスタートを切っている。

『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』本編冒頭映像

 公開された冒頭映像は、大鬼族(オーガ)の傭兵ヒイロが魔王クレイマンの配下ヤムザ率いる追手たちと交戦するシーンから始まる。故郷、大鬼族の里と仲間たちを守るため、巧みに剣を操り次々と追手たちを倒すヒイロ。だが、そのヒイロの前に魔人ヤムザが立ちはだかる。愛する故郷を守るという執念に燃えるヒイロと、卑劣な魔人ヤムザとの激しい一騎討ち。ヒイロは劣勢ながらも、スキルを駆使して何とか一矢を報いることに成功。と思いきや、ヤムザの残忍な刃がヒイロに襲いかかる。無念を口にしながらその場に崩れ落ちるヒイロだった。瀕死の重傷を負ったはずのヒイロが目を覚ますと、目の前には「ラージャ小亜国」の女王を名乗る「トワ」という女性の姿が。果たしてどのようにしてヒイロは一命を取り留めたのか、トワがヒイロを助けた理由とは。

 あわせて公開されたのは、進化する前のヒイロの場面写真。かつてリムルの前に初めて現れた時のベニマルたちの風貌を想起させつつ、大鬼族らしい無骨ながらもヒイロの誠実さが見て取れる凛々しい姿となっている。

■公開情報
『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』
全国公開中
原作:川上泰樹・伏瀬・みっつばー『転生したらスライムだった件』(講談社『月刊少年シリウス』)
ストーリー原案:伏瀬
監督:菊地康仁
出演:リムル:岡咲美保、ヒイロ:内田雄馬、トワ:福本莉子、ベニマル:古川慎、智慧之王:豊口めぐみ、ヴェルドラ:前野智昭、シュナ:千本木彩花、シオン:M・A・O、ソウエイ:江口拓也、ハクロウ:大塚芳忠、クロベエ:柳田淳一、リグルド:山本兼平、ゴブタ:泊 明日菜、ランガ:小林親弘、ゲルド:山口太郎、ガビル:福島 潤、ディアブロ:櫻井孝宏、ラキュア:木村昴
脚本:筆安一幸
キャラクターデザイン:江畑諒真
モンスターデザイン:岸田隆宏
総作画監督:田中雄一
コンセプトアート:富安健一郎(INEI)
美術デザイン:ボワセイユ レミ、佐藤正浩
美術監督:佐藤歩
美術:スタジオなや
色彩設計:斉藤麻記
モニターグラフィックス:生原雄次
CGIプロデューサー:町田政彌
編集:神宮司由美
撮影監督:佐藤洋
撮影:チップチューン
音響監督:明田川仁
音楽:藤間仁(Elements Garden)
アニメーション制作:エイトビット
配給:バンダイナムコフィルムワークス
©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

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