森山直太朗、『家庭教師のトラコ』スタジオ撮了日に生演奏 橋本愛「救われる思いでした」

 橋本愛が主演を務める日本テレビ系水曜ドラマ『家庭教師のトラコ』のスタジオ撮影最終日に、森山直太朗による主題歌「茜」のサプライズ生演奏が行われた。

 本作は、『家政婦のミタ』(日本テレビ系)の脚本家・遊川和彦とプロデューサーの大平太のコンビが描く“個別指導式ヒューマンドラマ”。合格率100%を誇る謎の家庭教師・トラコ(橋本愛)が、「自分の子供を志望校に合格させたい!」という切実な願いと、親には言えない“深刻な問題”を抱えている3人の母親と3人の子供を救うため、勉強以外に生きていく上でとても大切なこと、“正しいお金の使い方”を教えていく。

 スタジオ撮影最終日は、鈴木保奈美をはじめ主要キャストが定食屋「万福亭」に集まり、クランクアップ後の記念撮影を行っていた。スタッフから「みなさんのクランクアップをお祝したいとスペシャルゲストに来ていただいております」と声がかかると、「万福亭」の入口から、森山直太朗がサプライズ登場。「え〜っ!」「キャー!」と歓声があがる中で、森山が挨拶。すると、冒頭から想定外に感極まってしまい、涙目での祝福コメントに。キャストから「(まだ)誰も泣いてないよ〜」との声が飛ぶなど、スタジオが和やかな雰囲気になる中、森山から最後にサプライズ。「きょうは控え室で、窓の外を見たら“茜空”が広がっていましたし、せっかくなので歌いたいなと……」と告げられると、「すご〜い」「やばい!」とスタジオはさらなる盛り上がりを見せた。ギター1本で主題歌「茜」を弾き語る森山の沁みいる声がスタジオを優しく包みこみ、見事に歌い上げるといつまでも拍手が鳴りやまぬ特別な時間となった。

コメント

森山直太朗

スタッフの皆さんのご好意に甘えてスタジオにお邪魔させていただきました。
最終話を収録している「トラコの現場」は程良い緊張感に満ち、温かく、活気に満ちていました。
橋本愛さんはじめ、演者、スタッフの皆さんがキラキラしていて眩しくて涙が出てしまいました。
その輝きに無意識なほど人は美しく映ります。
「万福亭」で歌まで歌わせていただき、まさに至福のひととき。
素晴らしい時間をありがとうございました。

橋本愛

森山さんのギターの弦を弾く指が微かに震えていて、それなのに奏でられる音は強く繊細でした。
窓もないスタジオのセットの中に、夕陽が差して、秋の風が吹き、虫の声が聴こえるようでした。
森山さんの唄には、日本の自然の美しさを感じます。
真摯にドラマを見てくださり、救われる思いでした。本当に、ありがとうございました。

■放送情報
『家庭教師のトラコ』
日本テレビ系にて、毎週水曜22:00〜23:00放送
出演:橋本愛、中村蒼、美村里江、細田佳央太、板谷由夏、鈴木保奈美、加藤柚凪、阿久津慶人
脚本:遊川和彦
チーフプロデューサー:田中宏史、石尾純
プロデューサー:大平太、田上リサ(AX-ON)
演出:伊藤彰記、岩本仁志
制作協力:AX-ON
制作著作:日本テレビ
©︎日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/torako/ 
公式Twitter:@torako_ntv

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