2022.08.24 18:00

地上最強の2人が燃え盛る海の上で互いの手を取り合う　インド映画『RRR』場面写真公開

文＝リアルサウンド映画部

　10月21日公開のインド映画『RRR』（読み方：アールアールアール）の場面写真が公開された。

　本作は、『バーフバリ』シリーズを生み出したS・S・ラージャマウリ監督の最新作。本国インドで爆発的な大ヒットとなり、本年度のインド国内の興行収入No.1の座を獲得、世界でもオープニング興収（2022年3月25日〜3月27日）5400万ドル（日本円で約74億円／※1ドル＝135円換算）を記録した。インド国内の初日興収は約16億ルピー（日本円で約28億円／1ドル＝135円換算）となり、『バーフバリ伝説誕生』『バーフバリ王の凱旋』を超えて初日興収歴代第1位となっている。

　インド映画史上最高制作費7200万ドル（97億円）をかけて製作された本作の舞台は、1920年、英国植民地時代のインド。英国軍に捕らわれた村の少女を救い出す使命を背負った“野性を秘めた男”ビーム（N・T・ラーマ・ラオ・Jr.／通称NTR.Jr）と、英国の警察官で“内なる怒りを燃やす男”ラーマ（ラーム・チャラン）。敵対する立場の2人は、互いの素性を知らぬまま唯一無二の親友となっていくのだが――。インド激動の時代で、彼らが選ぶのは友情か、使命か、家族、誇り、そして一国の未来をも背負った2人の友情と壮絶な戦いが描かれる。

　公開されたのは、主人公・ビームとラーマの熱い友情を感じるドラマティックな場面写真。燃え盛る海の上で互いの手を取り合う姿など超絶怒涛のアクションシーンから、一方は馬に、一方はバイクにまたがり荒野を共に駆ける姿、インド伝統の祭り「ジャンマシュタミ」でまるで子供のように楽しげに舞い踊る姿まで、男2人の出会いと共闘、そして鋼のように結びついた絆を感じさせる姿が収められている。