クリス・ヘムズワースがタイカ・ワイティティの魅力語る『ソー:ラブ&サンダー』特別映像

 7月8日に公開を迎えた『ソー:ラブ&サンダー』の特別映像が公開された。

 マーベル・スタジオ最新作となる本作の舞台は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界。最凶最悪の敵サノスによって人類の半分が消し去られた世界で、失われた人々を取り戻すため、アイアンマンやキャプテン・アメリカと共に時空を超えた戦いに身を投じたソー。生死を巡る激闘を繰り広げた末、サノスを倒し人類を救うという“奇跡”を起こし、マーベル史上最大の大戦を勝ち抜いたが、多くの大切な仲間を失ったことでいつしか戦いを避けるようになり“ヒーロー卒業”を宣言、自分探しに迷走することとなる。

「ソー:ラブ&サンダー」“無邪気な天才”タイカ・ワイティティ監督の魅力

 公開された特別映像では、タイカ・ワイティティ監督が、現場でスタッフやキャストと和気あいあいとコミュニケーションを取る様子が映し出され、クリス・ヘムズワースやナタリー・ポートマンらがワイティティの魅力について語っている。『ジョジョ・ラビット』(2019年)で第92回アカデミー賞脚色賞受賞、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年)でMCUに初参加したワイティティは、本作について「大胆で迫力のある作品だ」と自信を覗かせた。ヴァルキリーを演じるテッサ・トンプソンは「タイカの新たな発想が『ソー』シリーズやMCUに影響を与えた」と語っている。

 さらに、『ソー』シリーズでもコーグ役を務め、監督のみならず俳優としてもキャリアを積むワイティティは、クリス・ヘムズワースやクリスチャン・ベールからも、“無邪気な天才”、“鬼才”とべた褒めされている。持ち前の愛嬌やユーモアで現場の雰囲気をつくり、皆をリードし作品に昇華させる。特別映像では、そんなワイティティの撮影現場での貴重な一コマを堪能することができる。

 ワイティティは「前作以上に強烈な作品になった」と、高い評価を得た『マイティ・ソー バトルロイヤル』をも超えたと宣言。10年以上ソー役を演じているヘムズワースも、「コメディやドラマ、アクションが詰まってる」と、様々な要素が絡み合っていると話した。そして、マイティ・ソーとしてカムバックしたジェーン役を演じたポートマンは、「タイカが描く人生は光と闇が共存してる。だからリアルに感じる」と、現実的な演出も魅力だと語り、製作のケヴィン・ファイギも「タイカは壮大な物語の中で、繊細な感情も丁寧に描き出してる」と、ワイティティが描き出す展開を熱く語った。

■公開情報
『ソー:ラブ&サンダー』
全国公開中
監督:タイカ・ワイティティ
製作:ケヴィン・ファイギ
出演:クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、テッサ・トンプソン、クリスチャン・ベール、タイカ・ワイティティ、ラッセル・クロウ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
原題:Thor: Love and Thunder
(c)Marvel Studios 2022

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