『鎌倉殿の13人』第18回~第25回一挙再放送決定 制作統括から今後の見どころも

 毎週日曜日に放送されているNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の一挙再放送が決定した。

 NHK大河ドラマ第61作目となる本作の舞台は、平安時代後期から鎌倉時代初期。義兄でもある鎌倉幕府初代将軍・源頼朝(大泉洋)にすべてを学んだ二代目執権・北条義時(小栗旬)を主人公に、武士の世を盤石にした彼の生き様、翻弄された周囲の人々を描き出す。脚本を『新選組!』『真田丸』に続き大河ドラマ3作目となる三谷幸喜が手掛ける。

 6月26日放送の第25回では、ラストシーンで源頼朝(大泉洋)が馬上から落ち、意識を失ってしまう。義時たちをけん引してきた“鎌倉殿”の運命はどうなるのか。今回の再放送では、7月15日、16日の深夜に、前半の山場・壇ノ浦の戦い以降(第18回~第25回)が一挙再放送される。

 また、『鎌倉殿の13人』を楽しむための関連番組も合わせて再放送。舞台裏に迫った『100カメ』、『「プロフェッショナル 仕事の流儀」小栗旬スペシャル』など、7番組が放送される。

 一挙再放送にあわせて、制作統括の清水拓哉から今後の見どころについてのコメントも到着している。

清水拓哉(制作統括)コメント

熱くて長いプロローグがいよいよ終わりを迎えます。
源平合戦を制し、鎌倉幕府を創った英雄、源頼朝が舞台を去る時が来ました。
それはあまりに突然で、権力の巨大なエアポケットが現れます。
この時、ポスト頼朝を巡る、激しいサバイバルレースの号砲が鳴るのです。
北条、比企、梶原、三浦……。御家人たちは、家の栄光をかけて争います。
そして、彼らの思惑を超えていくのは、二代鎌倉殿、源頼家。
一方、女たちもまた、レースの行方を男任せにはせず、アクセルを踏み込みます。
出し抜き、裏切り、共闘する。
熱狂の鎌倉の中心に立つのは、頼朝にすべてを学んだ男、北条義時。
濃厚な第一幕の中で、強大な敵との戦いと、愛すべき仲間たちとの別れが、彼を、最も恐るべき存在に鍛え上げました。
義時は、息子の泰時ら新世代と共に、日本史上空前の大変革を起こしていきます。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。いよいよ「コア」に突入していきます。

■放送情報
『鎌倉殿の13人』
※7月10日(日)の放送は選挙特番のため放送休止
NHK総合にて、毎週日曜20:00~放送
BSプレミアム、BS4Kにて、毎週日曜18:00~放送
主演:小栗旬
脚本:三谷幸喜
制作統括:清水拓哉、尾崎裕和
演出:吉田照幸、末永創、保坂慶太、安藤大佑
プロデューサー:長谷知記、大越大士、吉岡和彦、川口俊介
写真提供=NHK

『鎌倉殿の13人』一挙再放送 第18回~第25回
NHK総合にて放送
7月16日(土)00:30~(金曜深夜):第18〜第21回
7月17日(日)00:25~(土曜深夜):第22〜第25回
※第26回は7月9日・16日(土)13:05~再放送
※NHKプラスでも配信。

『鎌倉殿の13人』関連番組再放送
NHK総合にて放送
『100カメ』鎌倉殿の13人:7月3日(日)16:18~放送
『プロフェッショナル 仕事の流儀』小栗旬スペシャル:7月3日(日)16:47~放送

NHK Eテレにて放送
『「新・にっぽんの芸能」坂東彌十郎とみる“鎌倉殿”と歌舞伎』:7月2日(土)15:00〜放送
『「びじゅチューン!」おりがみのよりとも』:7月2日(土)15:35〜放送
『「歴史にドキリ」源頼朝・北条政子』:7月2日(土)15:40〜放送
『「NHK高校講座 日本史」平氏政権の登場/鎌倉幕府の誕生/執権による政治』:7月2日(土)16:00〜放送
『「先人たちの底力 知恵泉」創業者夫婦に学ぶワン・チームの作り方 源頼朝~夫編~/北条政子~妻編~』:7月3日(日)15:00〜放送

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