岩本ナオ『金の国 水の国』マッドハウス制作でアニメーション映画化 監督は渡邉こと乃

 岩本ナオの人気漫画『金の国 水の国』がアニメーション映画化されることが決定し、あわせてティザービジュアルが公開された。

 本作は、ある時代のどこかにある隣り合う仲の悪い2つの国を舞台に、A国の姫・サーラとB国の青年・ナランバヤルが偶然出会い、国の未来のために“夫婦役”を演じているうちに恋に落ちていく物語。同名コミックスは発行部数は40万部を超えており、原作者の岩本は「このマンガがすごい!」ランキングで2017年は本作、2018年は『マロニエ王国の七人の騎士』(小学館)で1位を獲得しており、連続して異なる作品で1位(オンナ編)を獲得した唯一の作家だ。岩本は「自分が紙の上に描いた人物たちがスクリーンの中で動いたり喋ったりしている姿を見れるのを楽しみにしてます」とコメントを寄せた。

 監督を務めるのは、アニメ『ちはやふる』『俺物語!!』の渡邉こと乃。脚本は『HUGっと!プリキュア』シリーズの構成を手がけ、ドラマ『コウノドリ』(TBS系)、『マッサン』(NHK総合)を手がけた坪田文が担当する。アニメーション制作は『サマーウォーズ』(2009年)『ちはやふる』のマッドハウスが担当し、川尻善昭や、『NANA』『ちはやふる』『カードキャプターさくら』で監督を歴任してきた浅香守生、『ダイヤのA』『若おかみは小学生!』の増原光幸なども制作に携わる。

 公開されたティザービジュアルでは、幻想的な月夜のもと、橋の上で出会うナランバヤルとサーラが描かれている。ナランバヤルがサーラを呼び止めようとして、サーラが振り返ろうとしているシーンが切り取られており、岩本は「このシーンにカラーを付けたことはなかったのですが、きれいな色使いがすごく神秘的で物語の世界観がよく表れていると思いました。ナランバヤルとサーラの動きと表情にも、何かが始まりそうな躍動感があり、映画の完成が一層楽しみになりました」とコメントしている。

『金の国 水の国』原作書影 (c)岩本ナオ/小学館

■公開情報
『金の国 水の国』
2023年春、全国ロードショー
原作:岩本ナオ『金の国 水の国』(小学館フラワーコミックスαスペシャル刊)
監督:渡邉こと乃
脚本:坪田文
アニメーション制作:マッドハウス
アニメーションスーパーバイザー:増原光幸
製作幹事:日本テレビ放送網
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)「金の国 水の国」製作委員会
公式サイト:kinnokuni-mizunokuni-movie.jp
公式Twitter:@kinmizu_movie

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