渡邊圭祐が1人2役で決死のアクションに挑む 『鋼の錬金術師 完結編』本編映像公開

 全国公開中の『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』、6月24日公開の『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』の本編映像が公開された。

 2001年に『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載が開始され、人気漫画となった『鋼の錬金術師』。2017年12月には1本目の実写映画『鋼の錬金術師』が公開され、続編となる今回の実写映画は、2部作で原作の最終話までを描き切る完結編となる。

 前作に引き続きHey! Say! JUMPの山田涼介が主演を務め、主人公で“鋼の錬金術師”の二つ名を持つ国家錬金術師エドワード・エルリックを演じる。また、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多らが続投。そして本作から登場する新キャストに、内野聖陽や舘ひろし、新田真剣佑、渡邊圭祐、黒島結菜、山本耕史、栗山千明、山田裕貴らが名を連ねる。

リン、グリードがキング・ブラッドレイと決死の対峙!映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』本編映像|『復讐者スカー』大ヒット上映中/『最後の錬成』6月24日(金)公開!

 公開された本編映像は、シン国の皇子リン・ヤオ(渡邊圭祐)とアメストリスの最高権力者キング・ブラッドレイ(舘ひろし)、そして渡邊が1人2役で演じ分けたもう一つの人格であるホムンクルスのグリードが死闘を繰り広げるバトルシーンを捉えたもの。

 『復讐者スカー』にて、アメストリス国の首都・セントラルシティで、強大な破壊力を持つ傷の男“スカー”に行く手を阻まれたエド(山田涼介)とアル。エド対スカー(新田真剣佑)の壮絶な戦いが繰り広げられる一方、不老不死の法の鍵となる賢者の石を探し求めるシン国の皇子リンは、エンヴィー(本郷奏多)らホムンクルスと対峙していた。そこに現れたアメストリスの最高権力者ブラッドレイが「我が国で勝手は許さん!」とけしかけ、リンの護衛を務めるランファン(黒島結菜)らを巻き込み戦いが始まる。さらに、リンはそこでブラッドレイの衝撃的な秘密を目撃してしまう。

 本映像には、リンがホムンクルスの生みの親である“お父様”に賢者の石を注入され、ホムンクルスのグリードに体を乗っ取られた状態で、ブラッドレイと最後の戦いに挑む、『最後の錬成』の本編映像も収められている。

 渡邊は「グリードになる瞬間は一番リンという役とリンクした」と撮影を振り返り、その理由について、リンがシン国の皇子として、グリードというホムンクルスを自身の体に受け入れる過程にも共感した上で、2つの役を演じきったと語る。

 本作でスピード感溢れる剣術を披露した渡邊と舘。渡邊は「撮影では、中国の武術で使われる青龍刀という特徴のある刀を使用したので、刀の振り方や刀を持ってない手の使い方が日本刀とは全く違い、それをリンとして体現するのが大変でした」と本格アクションに臨んだ苦労についてコメント。また、初共演ながら敵対する役柄を演じた2人だが、「撮影が終わった後、モニターで僕の演技を見てくださっていた舘さんが僕の方にすごいオーラをまとって歩いてきて、一言“いい目だな”と言ってくださったんです。その言葉を糧に撮影を乗り切れました」と、舘の一言により真逆のキャラクターを1人2役で演じるという苦難を乗り越えられたと明かした。

■公開情報
『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』
『復讐者スカー』公開中、『最後の錬成』6月24日(金)公開
出演:山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多、黒島結菜、渡邊圭祐、寺田心、内山信二、大貫勇輔、ロン・モンロウ、水石亜飛夢、奥貫薫、高橋努、堀内敬子、丸山智己、遼河はるひ、平岡祐太、山田裕貴、麿赤兒、大和田伸也、舘ひろし、藤木直人、山本耕史、筧利夫、杉本哲太、栗山千明、風吹ジュン、佐藤隆太、仲間由紀恵、新田真剣佑、内野聖陽
原作:荒川弘『鋼の錬金術師』荒川弘(『ガンガンコミックス』スクウェア・エニックス刊)
監督:曽利文彦
脚本:曽利文彦、宮本武史
企画・制作プロダクション:OXYBOT
配給:ワーナー・ブラザース映画
製作:映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会
(c)2022 荒川弘/SQUARE ENIX (c)2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会
公式サイト:hagarenmovie.jp
公式Twitter:@hagarenmoviev

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