7月15日より公開される映画『バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー』の予告編が公開された。

　本作は、記憶を失くした売れない役者が“勘違いヒーロー”になる模様を描いたアクション・コメディ。北条司による漫画『シティーハンター』をフランスで実写化した『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』のチームが制作を手がけ、『シティーハンター』同様、フィリップ・ラショーが監督・主演を務めた。

　警察署長の父親の反対を押し切り、役者として夢を追い続けているセドリック。実は心が折れかけていたその時、“バッドモービル”に乗り、宿敵“ピエロ”と戦うヒーロー映画『バッドマン』の主役に抜擢される。このチャンスを逃してはならないと、セドリックは体を鍛え上げ、武術を学び撮影に挑む。しかし、撮影途中に事故に遭い、記憶喪失に。自分をスーパーヒーローと勘違いしてしまう。

　公開された予告編では、ヒーロー映画『バッドマン』の主演に抜擢され、ようやくスターになる切符を手にしたセドリックが、 有頂天になっている時に事故に遭い、記憶を失ってしまうシーンが映し出される。

　意識を取り戻した時、自らが纏う衣装と乗っていた車から本物のヒーローだと勘違いしてしまうセドリック。それを知った友人や家族は必死に真実を伝えようとするが……。さらに、映画『スパイダーマン』の名シーンをパロディした場面も捉えられている。

■公開情報
『バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー』
7月15日（金）より、ヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国ロードショー
出演：フィリップ・ラショー、ジュリアン・アルッティ、タレク・ブダリ、エロディ・フォンタン、アリス・デュフォア、ジャン＝ユーグ・アングラード、アムール・ワケド
監督：フィリップ・ラショー
脚本：フィリップ・ラショー、ピエール・ラショー、ジュリアン・アルッティ、ピエール・デュダン
撮影：ヴァンサン・リシャール
音楽：マキシム・デプレ、ミカエル・トルディマン
製作：フィリップ・ラショー、ジュリアン・デリス、デヴィッド・ゴーキェ
提供：ニューセレクト
配給：アルバトロス・フィルム
2021年／フランス・ベルギー映画／フランス語／83分／シネスコ／5.1ch／字幕：井村千瑞
(c)CINEFRANCE STUDIOS - BAF PROD - STUDIOCANAL - TF1 STUDIO - TF1 FILMS PRODUCTION (c)STUDIOCANAL (c)Julien Panie
公式サイト：badman-hero.com