『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』特報映像を解説 “愛の物語”から“家族の物語”へ?

 そしていくつかの戦闘シーン。銃VS矢(ナヴィ族の武器)や、翼竜のような生物にまたがっての突撃シーンが描かれます。ジェイクとネイティリとその家族が、今度はパンドラ星の海の部族と共に地球軍と戦うというのが大まかなストーリーのようですが、これは地球人の侵略(侵攻)の魔の手が海にまで及んだということですかね。

 あとジェイクたちの間に、青い肌ではない子どもがいてマスクをつけている。つまりナヴィ族の肉体ではなく地球人の子ですが、これはジェイクの子どもの中に、地球人の特性を持つ子も生まれたということでしょうか? この映像の中で唯一セリフとして流れるのが、ジェイクの「I know one thing: Wherever we go, this family is our fortress,(どこにいようとも家族が最後の砦だ)」です。前作『アバター』が“愛の物語”なら、今度の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は“家族の物語”ということでしょうか? 僕は前作『アバター』も後半涙ぐんで3Dメガネが曇ってしまったのですが、今回も家族愛に泣かされるのかな。

 加えて前作『アバター』で魅了されたのはそのストーリーもさることながら、やっぱりその世界観なんですよね。今回も神秘の星パンドラ滞在体験をたっぷり味合わせてくれそうです。13年ぶりに訪れるパンドラが今から楽しみです。 

■公開情報
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』
12月全国劇場公開
監督・ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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