『梨泰院クラス』の成功を改めて検証 日本リメイク版はパク・セロイ役が鍵に?
日本リメイク急増の韓国ドラマ
最近では韓国ドラマが日本でリメイクされることが頻繁に見受けられる。今年に入ってからはAmazon Prime Videoオリジナルの『星から来たあなた』が配信されており、本作は韓国でパク・ソジュンと並ぶほどの人気があるキム・スヒョンと『猟奇的な彼女』で知られるチョン・ジヒョンが主演を務める、宇宙人と人気女優の恋を描いた作品だ。日本版では福士蒼汰と山本美月が主演を務めている。
坂口健太郎が主演を務めた『シグナル 長期未解決事件捜査班』(カンテレ・フジテレビ系)も韓国ドラマのリメイク版、そのほか、『知ってるワイフ』(フジテレビ系)や『美男ですね』(フジテレビ系)も韓国ドラマを元に制作されたドラマとして有名だ。
そして、2021年、中島健人と小芝風花という旬な二人が主演を務め、Twitterでも世界トレンド1位を獲得するなど話題を集めていたのが日本版『彼女はキレイだった』(カンテレ・フジテレビ系)だろう。本作もパク・ソジュン主演ドラマのリメイクで、原作ドラマは賞を獲得するほどの作品だった。
日本のドラマ界にも影響を与えている韓国ドラマだが、元々人気が高い作品ばかりのため、放送前の話題性も高い。しかしリメイクとなると、視聴者にも一度映像としてのイメージがついてしまっており、制作する側としてもハードルは高いだろう。『梨泰院クラス』は、これまでのリメイク作品の原作ドラマのどれよりも知名度が高い分、ハードルはかなり高いはず……。物語をどのように日本らしく変化させるのか、キャスト発表の続報を待ちつつ、原作に引けを取らない作品になることに期待したい。
参照
※ https://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=81796