パク・チャヌク監督の復讐サスペンス　『オールド・ボーイ』4K版の新予告＆場面写真公開

　5月6日に全国公開されるパク・チャヌク監督作『オールド・ボーイ 4K』の新予告と場面写真が公開された。

　本作は、2004年の第57回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した復讐サスペンス。原作は土屋ガロン（狩撫麻礼）と嶺岸信明による日本の同名コミック。パク・チャヌク監督は本作の公開後、ハリウッドにも活躍の場を広げながら、『渇き』『お嬢さん』などの作品を生み出した。

　平凡な人生を送っていたオ・デス（チェ・ミンシク）は、ある日突然何者かに拉致され気が付くと狭い監禁部屋にいた。窓の無い部屋にはベッドと1台のテレビのみ、外部との交信は完全に遮断されている。一体誰が、何のためにこんなことを。一切の理由が明かされぬまま15年の月日が流れたある日、デスは突如解放された。復讐を誓うデスに手助けを申し出る若い女性ミド（カン・ヘジョン）。そして目の前に現れた謎の男ウジン（ユ・ジテ）。男は5日間で監禁の理由を解き明かせと、命を賭した「死のゲーム」を持ちかける。しかし、その先には驚愕の展開が待ち受けていた。

　公開された新予告は、主人公オ・デスが血まみれになりながら、フラフラとした足取りで街をさまよい歩く場面から始まる。理由も目的も分からないままベッドとテレビしか無い部屋に監禁され、15年後に突如解放されたオ・デス。彼は、この監禁生活を経て、一人の平凡な男から別人のような復讐の怪物へと化していたのだった。途方もない怒りが顔面に刻み込まれたボサボサ頭のオ・デス。彼の前に現れる無表情で身綺麗な謎の男ウジン、そして、オ・デスと偶然知り合う若い女性ミド、この3人を中心に物語は展開。予告編の中盤には、本作のポスターにも切り取られているオ・デスがハンマーを振り上げるショットや、数十人のヤクザを相手に死闘を繰り広げる姿を横移動の長回しワンカットで撮影したシーンも垣間見える。

■公開情報
『オールド・ボーイ 4K』
5月6日（金）全国公開
監督：パク・チャヌク
出演：チェ・ミンシク、ユ・ジテ、カン・へジョン
原作：土屋ガロン（狩撫麻礼）、嶺岸信明
配給：KADOKAWA
2003／韓国／120分／シネスコ／カラー／5.1ch／R18＋／原題：OLDBOY／日本語字幕：根本理恵
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公式サイト：https://movies.kadokawa.co.jp/oldboy4k
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