ジャレッド・ハリス、ドメ・カルコスキ監督らが明かす『ビースト・マスト・ダイ』の舞台裏

 スターチャンネルEXにて独占配信中の海外ドラマ『ビースト・マスト・ダイ/警部補ストレンジウェイズ』より、舞台裏が明かされるインタビュー映像と新場面写真が公開された。

 本作は、俳優ダニエル・デイ=ルイスの父親で、桂冠詩人のセシル・デイ=ルイスがニコラス・ブレイクのペンネームで1938年に出版したミステリー小説『野獣死すべし』を原作に、『ボヘミアン・ラプソディ』などのプロダクション、ニュー・リージェンシーと、リドリー・スコット率いるスコット・フリー・プロダクションが初タッグを組んでTVシリーズとして映像化した復讐サスペンス。イングランド南岸のワイト島を舞台に、ひき逃げで一人息子を亡くし犯人への復讐を誓う母親と、同僚を失いPTSDと闘いながら捜査を引き継いだ警部補が正義を追求していく姿を描く。

 『グッド・ワイフ』のクシュ・ジャンボが復讐に燃える母親フランシス役、『チェルノブイリ』のジャレッド・ハリスが容疑者としてフランシスの標的になる富豪ジョージ役を演じる。そして、PTSDと闘いながら事件を追う警部補ストレンジウェイズを『追想』『ダンケルク』のビリー・ハウルが演じるほか、ナサニエル・パーカーらが出演する。

 公開された映像では、本作の舞台裏を監督やキャスト、スタッフ陣が語っている。本作についてハリスは「このドラマは道徳面で曖昧さがあるのがいい。やましい点が全くない人はそうそういないと思うんだ」と本作の面白さを語り、ドメ・カルコスキ監督のはハリスが演じる悪役のジョージについて、「彼には二面性がある。一方では世間的にとても魅力的な男性だが非常に自己中心的で自分の考えに固執する面もある。それこそが物語の重要な要素だ」と明かした。

 また、警部補ストレンジウェイズを演じたハウルは「結末やナイジェルがどうなるのかまるで旅物語だ。最初の登場シーンはすばらしかったと思う」と自信を見せ、主人公フランシス役のジャンボは「展開にはスリルがあるだけでなく巧妙なひねりも加えられている」と語っている。

 なお、インタビュー映像はスターチャンネル公式サイト内(https://www.star-ch.jp/drama/thebeastmustdie/sid=1/p=m/)で公開されている。

■放送・配信情報
『ビースト・マスト・ダイ/警部補ストレンジウェイズ』(全6話)
・字幕版
スターチャンネルEXにて、毎週木曜1話ずつ更新
※2月3日(木)から3月4日(金)まで第1話無料配信
BS10 スターチャンネル STAR1にて、3月9日(水)より毎週水曜23:00ほか
※3月6日(日)13:00に字幕版第1話無料放送
企画・脚本・製作総指揮:ギャビー・チャッペ
監督:ドメ・カルコスキ
製作総指揮:ナサニエル・パーカー
原作:ニコラス・ブレイク『野獣死すべし(永井淳訳/ハヤカワ文庫)』
出演:クシュ・ジャンボ、ジャレッド・ハリス、ビリー・ハウル、ジェラルディン・ジェームズ、ナサニエル・パーカー
原題:The Beast Must Die
(c)2021 BritBox, New Regency TV Productions Limited and Scott Free Films Limited. All rights reserved.
公式サイト:https://www.star-ch.jp/drama/thebeastmustdie/sid=1/p=m/

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