アニメ『名探偵コナン ゼロの日常』キービジュアル公開　安室透役・古谷徹からコメントも

　『名探偵コナン』のスピンオフ作品『名探偵コナン ゼロの日常（ティータイム）』のキービジュアルが公開され、あわせて放送情報などが発表された。

　全世界累計発行部数が2億5000万部を突破し、昨年100巻も発売された漫画『名探偵コナン』。昨年、あわせて100巻プロジェクトが始動し、『名探偵コナン』の公式スピンオフ作品『犯人の犯沢さん』と『ゼロの日常（ティータイム）』のアニメ化が発表された。

　本作は、原作者・青山剛昌の完全監修、新井隆広が描く公式スピンオフ作品で、2018年より『週刊少年サンデー』にて不定期連載中。コミックス累計発行部数は270万部を突破した。公安・探偵・黒ずくめの組織と、3つの顔を持つ安室透の誰も知らない日常が描かれる。

　公開されたキービジュアルでは、安室の持つ3つの顔それぞれの表情が切り取られている。名探偵・毛利小五郎の弟子で、喫茶ポアロで働く私立探偵「安室透」としての姿、日本を守る公安警察「降谷零」としてスーツのジャケットを持ち、こちらに歩み寄る姿、フードをかぶり不敵にほほ笑む、黒ずくめの組織の一員「バーボン」としての姿が描かれている。

　安室透の声を務めるのは古谷徹。監督は『ReLIFE』の小坂知監督、オープニング主題歌はRAKURA、エンディング主題歌は本作でデビューを飾るRainy。が担当する。4月5日からRAKURAによるオープニング主題歌「Shooting Star」、Rainy。によるエンディング主題歌「Find the truth」の配信も開始される。さらに、4月13日には、オープニング主題歌「Shooting Star」を収録したRAKURAのアルバム『tint』、さらにオープニング主題歌、エンディング主題歌の2曲を収録した「ゼロの日常盤A」「ゼロの日常盤B」（共に「安室透」オリジナル描き下ろしジャケット、およびオリジナルアクリルスタンド付き）の計3種類の発売も決定した。

　あわせて、主演声優の古谷よりコメントが寄せられた。

古谷徹 コメント

『ゼロの日常』のアニメ化はファンの皆さんはもちろん、僕も切望していました。TVアニメの主役は『キャシャーン Sins』以来14年振りでとても嬉しいです。公安のエリート捜査官の素顔を肩の力を抜いて演じてみたい。命懸けの任務とは対局の普段着の降谷零の魅力を存分に味わって欲しいです。

■放送・配信情報
『名探偵コナン ゼロの日常（ティータイム）』
読売テレビ、TOKYO MX、BS日テレにて、4月より放送開始
Netflixにて、4月より国内配信開始
監督：小坂知
出演：古谷徹
シリーズ構成・脚本：中村能子
キャラクターデザイン：吉見京子
総作画監督：吉見京子、斉藤千恵
美術監督：加藤浩、保木いずみ（ととにゃん）
色彩設計：歌川律子
撮影監督：押見綾、西山仁
編集：藤田育代、倉田しおり
音響監督：浦上靖之、浦上慶子
音響効果：山田香織
音楽：TOMISIRO
音響制作：AUDIO PLANNING U
OP主題歌：RAKURA「Shooting Star」（asistobe）
ED主題歌：Rainy。「Find the truth」（Being）
アニメーション制作：トムス・エンタテインメント
(c)新井隆広・青山剛昌／小学館・「名探偵コナン ゼロの日常」製作委員会