2021年、ロボットアニメの春が来た! 秋クール新作は計7本と超充実、流行7年周期説も?

2014年春クール

M3-ソノ黒キ鋼-、キャプテン・アース、健全ロボ ダイミダラー、シドニアの騎士、ノブナガ・ザ・フール(第2クール)、風雲維新ダイ☆ショーグン、ブレイク ブレイド、(テンカイナイト)
※この前後のクールにもロボットアニメが複数放送された。

2007年春クール

アイドルマスター XENOGLOSSIA、機神大戦ギガンティック・フォーミュラ、鋼鉄神ジーグ、ヒロイック・エイジ、天元突破グレンラガン、ぼくらの、(キスダム ENGAGE planet)
※2007年は『コードギアス』が第2クールに突入し、『機動戦士ガンダム00』や映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズもスタートした。

2000年秋クール

アルジェントソーマ、機巧奇傳ヒヲウ戦記、GEAR戦士電童、無敵王トライゼノン、(メダロット魂)
※当時の放送作品数を考慮すると割合的に多い。

 もちろんこの間にもロボットアニメが少なかったわけではなく、ジャンルが脚光を浴びた時期もあった。例えば『革命機ヴァルヴレイヴ』『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』『翠星のガルガンティア』という3つのオリジナル作品が揃った2013年春クールを覚えている人もいるだろう。ただこれほど集中的に放送されるクールが、7年ごとに訪れているのは確かなようだ。

 この“7年周期説”の原因は残念ながら不明だ。2016年の『君の名は。』大ヒット以降、多くの似た路線のオリジナルアニメ映画が作られているように、ある種模倣的なブームの波は繰り返すものなのかもしれない。高校や大学時代にロボットアニメを好きだった人がアニメの作り手側となって数年後、原点であるロボットアニメを企画する……というのも想像しやすいストーリーだが、多くの人がそうだという確証は持てない。

 ただ2014年頃に比べ、最近はアニメ作品においてCGで描かれる割合はさらに増え、キャラクターがCGの作品も珍しくない。ロボットアニメにおけるロボットも大半がCGとなり、より小馴れて、見事なアクションシーンを見せてくれているのは間違いない。そんな時代に、あくまで手描きにこだわっている『境界戦機』の試みも面白い……このような作品ごとの違いを感じながら、今期のロボットアニメ群を楽しむのも一興だろう。

■放送・配信情報
『マブラヴ オルタネイティヴ』
フジテレビにて、毎週水曜24:55〜放送
関西テレビにて、毎週木曜25:55〜放送
東海テレビにて、毎週土曜25:45〜放送
テレビ西日本にて、毎週水曜25:55〜放送
北海道文化放送にて、毎週日曜25:10〜放送
BSフジにて、毎週水曜24:00〜放送
FODにて、独占配信 毎週水曜24:55〜最新話配信
FOD、TVer、GYAO!にて、毎週1週間限定無料見逃配信 毎週水曜25:25〜最新話配信

キャスト:神木孝⼀、楠⽊ともり、奈波果林、伊藤美来、佐伯伊織、田中貴子 鎧衣美琴、Lynnほか
原作:吉宗鋼紀(âge)/aNCHOR
監督:西本由紀夫
シリーズ構成:浦畑達彦
キャラクターデザイン:谷拓也
サブキャラクターデザイン:つなきあき
プロップデザイン:星野浩一
アニメーションメカディレクター:大河広行
色彩設計:内林裕美
美術監督:内藤健
美術設定:大平司
撮影監督:荻原猛夫
CG監督:大矢和也
編集:丹彩子
音楽:Evan Call
音響監督:本山哲
アニメーション制作:FLAGSHIP LINE ゆめ太カンパニー×グラフィニカ
(c)aNCHOR / オルタネイティヴ第三計画
公式サイト:https://muv-luv-alternative-anime.com/
公式Twitter:https://twitter.com/Muv_Luv_A_anime

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