『四畳半タイムマシンブルース』メインキャストに浅沼晋太郎、坂本真綾、吉野裕行ら決定
アニメ『四畳半タイムマシンブルース』が2022年にディズニープラスにて配信されることが決定。あわせてメインキャスト6名が発表された。
本作は、森見登美彦による小説『四畳半神話大系』(角川文庫刊)と、2001年の初演以来4度舞台化され、2005年には実写映画化もされた上田誠による戯曲『サマータイムマシン・ブルース』(早川書房刊)が融合を遂げ、2020年7月に刊行された『四畳半タイムマシンブルース』を、『四畳半神話大系』『夜は短し歩けよ乙女』『ペンギン・ハイウェイ』に続く、アニメ化4度目のタッグとなる上田脚本によってアニメ化されたもの。
TVアニメ『四畳半神話大系』、劇場アニメ『夜は短し歩けよ乙女』で、湯浅政明監督のもと主要スタッフとして参加した夏目真悟監督を中心に、脚本の上田、キャラクター原案の中村佑介と、森見原作のアニメ化でおなじみの顔ぶれが集結。アニメーション制作はサイエンスSALUが手がける。
キャストは、「私」役に浅沼晋太郎、明石さん役に坂本真綾、小津役に吉野裕行、樋口師匠役に中井和哉、城ヶ崎先輩役に諏訪部順一、羽貫さん役に甲斐田裕子が決定。6名からコメントも寄せられている。
また、本作はディズニープラスでの配信後、劇場作品版として再編集し上映されることも決定。さらに、ディズニープラスでは、ディズニープラスでしか見られない完全オリジナルエピソードも配信される予定だ。
コメント
浅沼晋太郎(「私」役)
僕の声優としてのターニングポイントになった作品は、間違いなく『四畳半神話大系』でした。
11年の時を経てまた再び、薔薇色のキャンパスライフを求め、責任者を探し、黒髪の乙女や悪友と奔走することができるなんて、無類の喜びです。願わくば、あの人の元まで届きますように。
坂本真綾(明石さん役)
長い時を経て彼らに再会できることにとても興奮しています。あの頃の私だからできた明石さんを、あるいはあの頃の私には届かなかった明石さんを、今からどんなふうに迎えにいけばいいか、ソワソワしています。タイムマシンに乗って、とても大事な、でも些細な何かを取り返しに行きたい、まさにそんな気分です。とにかく楽しみです。
吉野裕行(小津役)
『四畳半~』といえば、様々な作品がある中で、私にとっての理想とする声優らしさをもって関われた作品であり、本当に感謝せずにはいられない作品のひとつです。今作もまた変わらずの? 役所を演じられるのは光栄でもあり、楽しみでもあり、恐ろしくもあり、我々は運命の黒い糸で結ばれてるというわけです。皆さんにも覚悟してお付き合いいただければと思います(笑)
中井和哉(樋口師匠役)
『夜は短し歩けよ乙女』での貴重な経験。藤原啓治さんの最高に魅力的な樋口師匠に対して、自分なりの別物を作ろうとジタバタしたことは強く印象に残っています。今回再び演じさせていただけることは本当に光栄ですし、あの不思議で素敵な京都に早く戻りたい気持ちでいっぱいです。今回も多分、いやきっとジタバタするでしょうが、楽しんで全うしたいと思います。
諏訪部順一(城ヶ崎先輩役)
森見ワールドでふたたび生きられる機会がやって来るとは……今の気分は、なんという重畳!といった感じでございます。いろいろと問題アリな人物である城ヶ崎氏。今作でも跳梁跋扈する心持ちで、のびのびと演じさせていただけますと幸いです。いや~本当に楽しみです。
甲斐田裕子(羽貫さん役)
再びあの四畳半の世界に浸れることにワクワクしています! 10年以上の月日が経っている事に驚きです。そんなことはものともせず、今も羽貫さんはキンキンのお酒を煽り、レロレロンと楽しんでいるでしょう。クーラーのつかない暑い暑い四畳半に迷い込むその日まで、小説や戯曲や映画の別次元に寄り道してみようと思います。
■配信情報
『四畳半タイムマシンブルース』
ディズニープラスにて、2022年配信/後日劇場公開予定
キャスト:浅沼晋太郎、坂本真綾、吉野裕行、中井和哉、諏訪部順一、甲斐田裕子
原作:『四畳半タイムマシンブルース』森見登美彦著、上田誠原案(KADOKAWA刊)
監督:夏目真悟
脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)
キャラクター原案:中村佑介
アニメーション制作:サイエンスSARU
公式サイト: https://kadobun.jp/special/yojohan-timemachine/
公式Twitter: @4andahalf_tmb