断崖絶壁で“クルマバンジー”!?　『ワイルド・スピード／ジェットブレイク』本編映像独占入手

　8月6日に全国ロードショーされる『ワイルド・スピード／ジェットブレイク』の本編映像がリアルサウンド映画部で独占公開された。

　1作目から20年続く『ワイルド・スピード』シリーズ。本作は、2017年公開の『ワイルド・スピード ICE BREAK』の続編となるシリーズ第9作。

　身を隠すように恋人のレティ（ミシェル・ロドリゲス）と息子3人で静かに暮らしていたドミニク（ヴィン・ディーゼル）に、新たなミッションが舞い込む。ドミニクの宿敵サイファー（シャーリーズ・セロン）を逮捕した米諜報組織の長ミスター・ノーバディ（カート・ラッセル）の輸送機が南米で墜落したのだが、その機に残された世界を掌握できるデジタル装置「アリエス」の回収を求めるというミッションだった。意を決して仲間とともに機が墜落した現地に向かい、デジタル装置の回収に成功するも、大勢の武装集団に囲まれ、ドミニクたちは決死の逃走を迫られてしまう。

　今回公開となったのは、謎の武装集団から襲撃を受ける中、ドミニクとレティの目の前に現れた断崖絶壁を飛び越え、まさかの“クルマバンジー”を見せつける本編映像。

　映像では、武装集団からの空爆を必死によけながら車を爆走させるドミニクとレティの目の前で橋が倒壊、そしてその先には谷底へ真っ逆さまの断崖絶壁が。助手席のレティは「ダメよ、やめて」と警告するも、運転するドミニクはお構いなしに装置を起動し車を急速させる。そのまま落下するかと思いきや、ワイヤーで大きく宙を旋回しながら、なんと地上に着地。バンジージャンプならぬ“クルマバンジー”を繰り広げるブッ飛びカーアクションを見せている。

　ドミニクを演じるディーゼルは「（最新作を作るときは）次作をも考慮に入れている。常に前を向いている。また、前作までに登場したスペクタクルな瞬間を思い出し、次作でどのようにファンの期待を上回ることができるかを考える。物語の流れを念頭に置きながら、アクションのシーケンスについて考えた後は、キャラクターの成長についても多くの時間を費やして練っていくんだ」とアクションシーンのスケールアップを重視していることを明かしている。

　さらに、本作の前作にあたるシリーズ8作目『ワイルド・スピード ICE BREAK』が、7月30日21時から日本テレビ系『金曜ロードショー』で地上波初放送。8作目では、ドミニクの裏切りによりファミリーの結束が崩壊寸前の危機に直面する。しかし、彼の行動には謎のサイバーテロリストが関与していることがわかり、レティらはドミニクを取り戻すため、最大の敵デッカード・ショウ（ジェイソン・ステイサム）と手を組むことに。意表を突く波乱の展開に加え、巨大潜水艦まで登場する氷上カーチェイスが見どころとなる。

■公開情報
『ワイルド・スピード／ジェットブレイク』
8月6日（金）全国公開
出演：ヴィン・ディーゼル、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス、ジョン・シナ、ジョーダナ・ブリュースター、ナタリー・エマニュエル、サン・カン、ヘレン・ミレン、シャーリーズ・セロン
監督：ジャスティン・リン
脚本：ダン・ケイシー
キャラクター原案：ゲイリー・スコット・トンプソン
製作：ニール・H・モリッツ、ヴィン・ディーゼル、ジェフ・カーシェンバウム、ジョー・ロス、ジャスティン・リン、クレイトン・タウンゼント、サマンサ・ヴィンセント
配給：東宝東和
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