脚本・監督・主演ののんが熱望 山下リオ&渡辺大知、『Ribbon』出演決定

 のんが脚本、監督、主演を務める映画『Ribbon』の第1弾キャストが発表された。

 本作は、監督・のんによる初の劇場長編作品。多くの卒業式がなくなり青春を奪われていく学生たちの悲しみを目の当たりにしたのんが、世の中の擦りきれた思いを少しでもすくい上げたいという思いで企画された。コロナ禍の美大生の“再生”の物語となる。

 出演が発表されたのは、のん演じる美大生いつかの親友・平井役の山下リオと、いつかが近所の公園で何度も出会う青年役の渡辺大知。

 のんと山下は、NHKの連続テレビ小説『あまちゃん』でも共演した仲で、のんは平井役に山下をイメージして、この脚本を書いたそうだ。

のん(脚本・監督・主演)コメント

山下リオについて

平井という役は、主人公にとって憧れのかっこいい友達というイメージです。リオさんは私の中でかっこいい友達にぴったりだったし、激しい感情を持っていながら素直に表現しない平井のぐらぐらした複雑な感じを、魅力的に演じてくれました!
実は、この役はリオさんをイメージしながら書いていました。勝手に。実現して本当に嬉しいです。
もう一度、がっつりと演技を交わせたのも本当に楽しかったです!

渡辺大知について

渡辺さんとは以前、忌野清志郎さんのフェスでご一緒したのですが、その時のステージも最高で心に残っていました。今回、本作にご出演いただき、本当に素敵な役者さんだなと実感しました。
渡辺さんに演じていただいた役は、公園で何度も出会う不思議な男という設定です。渡辺さんの自然体なのにファンタジーな存在感がRibbonの世界観に溶け込んでいました。渡辺さんのおかげで、キャラクターが鮮やかな魅力を持ったと思っています。

■公開情報
『Ribbon』
2022年公開予定
脚本・監督・主演:のん
特撮:樋口真嗣
特撮プロデューサー:尾上克郎
製作統括:福田淳
エグゼクティブ・プロデューサー:宮川朋之
クリエイティブ スーパーバイザー:神崎将臣、滝沢充子
プロデューサー:中林千賀子
企画:のん
制作プロダクション:ブースタープロジェクト
製作:日本映画専門チャンネル、non、スピーディ、コミディア、インクアンク
(c)「Ribbon」フィルムパートナーズ

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