深川麻衣&田中俊介、香取慎吾主演『アノニマス』第2話にゲスト出演 白石和彌らコメントも

 1月25日より放送がスタートする香取慎吾主演ドラマ『アノニマス ~警視庁“指殺人”対策室~』に、深川麻衣、田中俊介、紺野まひる、青木柚がゲスト出演する。

 民放ドラマの出演は5年ぶり、テレビ東京のドラマ出演は1988年の『あぶない少年III』以来33年ぶり(いずれも2021年1月時点)となる香取が主演を務める本作は、SNSでの誹謗中傷をテーマにしたサスペンスドラマ。社会問題となっているキーボードによる殺人=指殺人(ゆびさつじん)の被害者を救うため、SNSトラブル専門の対策室「警視庁指殺人対策室」(“指殺人”対策室)のワケあり捜査官・万丞渉をはじめ、クセの強い“指対”メンバーたちが、顔の見えない犯罪者=アノニマスと闘う模様を描く。

 今回、初回放送を前に、第2話と第3話に出演するゲスト4名が発表された。2月1日放送の第2話で描かれるのは、デマによる誹謗中傷。拡散されたデマにより、顔写真や勤務先が晒され、犯罪者と誤解されて誹謗中傷を受けている女性が「指対室」を訪ねてくる。そんなデマに苦しむ芹沢亜里沙役を深川、亜里沙の婚約者・日下部翔平役を田中が演じる。2月8日放送の第3話で描かれるのは、少年犯罪者の個人情報拡散。殺人犯となった高校生の個人情報がネット上で晒される事態に……。未成年で殺人犯となった息子に苦悩する高校生の母親・片山百合絵役に紺野、実名など個人情報が晒されてしまう高校生・片山蓮役に青木が決定した。

 今回ゲスト出演が決まった4名に加え、一足先に作品を鑑賞した糸井重里、内田英治、白石和彌ら著名人からコメントも到着した。

 また、地上波での放送終了直後から、Paraviオリジナルストーリー『アノニマチュ!~恋の指相撲対策室~』も配信がスタートする。昼下がりの指殺人対策室に持ち込まれる、事件未満の小さな案件の数々。咲良(関水渚)に密かな恋心を抱く四宮(清水尋也)は、勝手に恋のライバルだと思い込んでいる万丞(香取慎吾)を倒し、彼女が好きな“強い男”になるべく、捜査に、指相撲(?)に、邁進する……。

 第1話の相談者は売れないミュージシャンのアダム。自作のラブソングがネットで激しい誹謗中傷にあっているという。この微妙な事件に指対室はどう立ち向かうのか。そんなアダムを、「冷やし中華はじめました」でおなじみ、お笑い芸人のAMEMIYAが演じる。

 第2話では、今の彼氏にバレる前にネット上に残る過去の彼氏との写真=デジタルタトゥーを消したい会社員・山下聡美役で、元乃木坂46キャプテン・桜井玲香が出演。第3話では、バレンタインデーを前に、ネットに出回ったとあるジンクスがきっかけで店のチョコレートが売れなくなってしまったパティシエ役で、元AKB48でバラエティでも活躍中の野呂佳代が出演する。そして第4話では、お笑い芸人・ラバーガールの大水洋介演じる、根も葉もない噂話で仕事がうまくいかないというデザイナーが、指対室にクレームを言いに乱入する。

第2話&第3話ゲスト コメント(出演にあたっての意気込みを250字程度で)

深川麻衣(芦沢亜里沙役)

ネット社会が発達していく今の世の中、どんどん便利になる一方で、いつの間にか失ってしまったものもあると思っています。
このドラマでは、私達の身近にあるSNSの光と闇を描いていて、様々なメッセージが込められたこの作品に今回参加させていただけたこと、素敵な出演者の皆さまとご一緒できたことを光栄に思います。
そして、私が演じた亜里沙と同じような思いをする人がどうかいなくなりますように、願っています。

田中俊介(日下部翔平役)

ドラマはエンタメ。娯楽の一つ。楽しい! かっこいい! 面白い! などなど…いつも僕たちを煌めかせてくれます。それはそれは生きて行く上で欠かせない存在です。その中で社会問題を扱うこと、大きな意味があると思うんです。楽しみながら知ることができるから。楽しみながら考えることができるから。目を逸らさずに向き合っていかないといけない問題がこのドラマには描かれています。演者として充実した時間を過ごさせていただきました。香取さん演じる万丞…でら煌いてますよ! 皆様の日々の煌めきにどうかアノニマスをよろしくおね(文字数

紺野まひる(片山百合絵役)

今回の役柄とお芝居を通じて、子どもというものは、親の発する言葉や態度で、人格形成されていくんだなと、改めて考えさせられました。また、人生はいつでも、どこからでもやり直せるものだなと。
香取さんと一緒のシーンでお芝居をして、万丞渉がどんな過去を歩んできたのかが、とても気になりました。私は今回3話の台本しか読んでいないので、一視聴者として、これから残りの話を見るのを楽しみにしています。

青木柚(片山蓮役)

香取さん演じる万丞の重く厚い言葉や、震えるような熱量を全身に感じながら、一瞬一瞬を大事に演じさせて頂きました。演じていて胸が痛むシーンもありましたが、ブレることなく片山蓮として生き抜くことが今の自分に与えられた使命と信じて全力で挑みました。『アノニマス』に参加したことで、SNSでの発信は勿論、何事においても、常に想像力を働かせるという事が大切なんだと改めて感じました。この物語が誰かの記憶に、そして意識に残り続ける作品になっていたらいいなと思います。

著名人コメント

糸井重里(コピーライター)

もちろん、一筋縄ではいかないドラマを期待して見はじめたのだけれど、あれ? あれ? もしかして一筋縄で縛りあげちゃうの…と思いかけたらそれが大まちがいのようで。よかったよ、よっしゃぁ、次回をすぐに見せてくれ!

内田英治(映画監督)

「お前のこの指一本で、ひとりの人間を殺した。その罪は一生消えない」
香取慎吾さん扮する寡黙な主人公のこのセリフに心が揺れ動いた。匿名の投稿が、人を殺める包丁にもなる…。本作が新時代の暗部について考えるきっかけになればいい。日本では珍しい社会派ドラマの誕生に、拍手をおくりたい。

影山貴彦(同志社女子大学教授)

強い人間なんていない。
指一本で、時に人を死にまで追い込む罪の深さをこのドラマは教えてくれる。
辛い過去を背負い、笑顔を封印した万丞刑事を演じる香取慎吾に初回から痺れた。
傷んだ人の心に寄り添う役柄が、彼は最高に似合う。

白石和彌(映画監督)

SNSの闇に切り込む、こんなドラマを待っていた。ねじ曲がった悪に鉄槌を下し、疲弊した人々を大きな愛で救う。時代が必要とするドラマに、必要とされる香取慎吾。オープニング映像だけで痺れるカッコよさ。この人ならなんとかしてくれると言う映えっぷりが半端ねえ! 一気見できないのがもどかし過ぎる、なので毎週リアタイしますっ!

伊藤隆行(テレビ東京クリエイティブビジネス制作チーム)

初回、ア・ノ・二・マ・ス、揺さぶられました。
その意味…知ってます?
その指で調べるか調べないかはアナタ次第ですが…
都市伝説的な恐怖を感じざるをえません。
この先、想像を絶する恐ろしい敵に直面する。
それはきっと…私たちの日常に潜むリアルな影の存在。
指、震えますよ。
「強い人間なんていない」
「その指が人を殺した…」
香取慎吾さん演じる万丞刑事の重い言葉が刺さりまくります。
指が最恐の凶器であることをえぐり、現代社会に強烈なメッセージを放つ。
そしてライバル役・山本耕史さんが登場した瞬間から物語は強烈な緊張感に襲われ…
様々な伏線がバババッと走る。え? ん? あ! っと引き込まれる。
最後は、松平健さんの言葉少ない名演技に涙があふれ、沈没しました。
ドラマはこれからどうなっていくのか?
不安過ぎるので、次回も見ます…
その強大な恐怖ア・ノ・ニ・マ・スを倒すまで!?
※この物語に「慎吾ちゃん」はいません。
陰を背負った、嫌な感じの、でもどこか人間的な、元捜査一課の狼「万丞刑事」しかいません。
厄介でカッコいい主人公。実はそこが一番の見どころです。
くれぐれもご注意ください。

■放送情報
『アノニマス ~警視庁“指殺人”対策室~』
テレビ東京系にて、1月25日(月)スタート 毎週月曜22:00〜放送
動画配信サービス「Paravi」「ひかりTV」にて配信
出演:香取慎吾、関水渚、MEGUMI、清水尋也、山本耕史 シム・ウンギョン(特別出演)、勝村政信ほか
第1話ゲスト:松平健、床嶋佳子、山中崇、八木莉可子、中田青渚
第2話ゲスト:深川麻衣、田中俊介
第3話ゲスト:紺野まひる、青木柚
オープニングテーマ:アイナ・ジ・エンド「誰誰誰」(avex trax)
監督:及川拓郎、湯浅弘章、大内隆弘
脚本:小峯裕之、玉田真也、入江信吾
音楽:山下宏明、丸橋光太郎
チーフプロデューサー:阿部真士(テレビ東京)
プロデューサー:濱谷晃一(テレビ東京)、北川俊樹(テレビ東京)、合田知弘(テレビ東京)、稲垣護、佐藤満、高橋潤
制作:テレビ東京/ギークピクチュアズ
制作協力:ギークサイト
製作著作:「アノニマス」製作委員会
(c)「アノニマス」製作委員会
公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/anonymous/
公式Twitter:@txdrm_anonymous
公式Instagram:txdrm_anonymous

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