竹内涼真、『君と世界が終わる日に』ゾンビの恐怖を熱弁 「特殊メイクチームの気合を感じました」
1月17日より日本テレビ系で放送がスタートする竹内涼真主演の新日曜ドラマ『君と世界が終わる日に』のリモート制作発表会が1月5日に行われ、主演の竹内のほか、中条あやみ、笠松将、飯豊まりえ、キム・ジェヒョン、滝藤賢一が登壇した。
本作は、日本テレビ×Huluの共同製作ドラマとなる、ゾンビサバイバル×ラブストーリー×ミステリーの3つの軸が絡み合う、“極限の人間ドラマ”。日本テレビ系日曜ドラマとしてSeason1の全10話で一度完結後、3月よりHuluオリジナルとしてSeason2の全6話が配信される。
日本テレビ連続ドラマ初主演の竹内が、どんな状況でも諦めず、死と隣り合わせのゾンビがはびこる終末世界を生き抜く逞しいサバイバー・間宮響を演じ、中条が、響の恋人である研修医・小笠原来美役を務める。『アリスの棘』(TBS系)、『砂の塔〜知りすぎた隣人〜』(TBS系)の池田奈津子が脚本を手がけ、『トドメの接吻』(日本テレビ系)、『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系)の菅原伸太郎が演出を務める。
先日、出来上がった第1話を観た竹内は、「自分が出演している作品ですが、率直に面白いと思い、自信に満ち溢れている状態です。サバイバルやラブストーリーなどいろんな要素が組み込まれていますが、壮大な世界観で描かれている楽しいドラマになっていると思いますので、今日は現場の熱量とチームの情熱を届けられたらと思っています」と意気込みを語る。
中条、笠松らが自己紹介を終えていく中、滝藤は「みなさん、明けましておめでとうございます。マキタスポーツです」と早速1ボケ。会場が思わず笑いに包まれると、「僕は、マキタさんと共演することが多いんですよ。今回みたいなマキタさんとの共演作の舞台挨拶では毎回『マキタスポーツです』と挨拶して滑りまくっていたんですが、今回は笑ってくれてよかったです」と安堵の表情。さらに、「みなさんがおっしゃる通り、ゾンビ、人間ドラマ、ラブストーリーといったたくさんのジャンルを描いているんですが、僕がラブストーリーの部分を担当します。プロデューサーや監督の方になんとか台本を変えられないかお願いしてもらいます」とジョークを飛ばし、キャストを笑わせる。
撮影が始まり、すでに3カ月が経つという本作だが、竹内は「3カ月しか経っていないんだという感じです。毎日大掛かりなお祭りのようなセットで撮影をしているので、ドラマを撮影していることを忘れるくらいなんですよ。1話のときと今では自分の顔も違って、目が鋭くなっている。それだけ、チーム全体でこの作品に入り込んでいます。大変だけどすごい充実していますね」と語る。
撮影の過酷さについては中条も頷き、「サバイバルの世界なので、演技の面でも毎シーン気を抜けないです。みんなで話し合いながら演じていました。私演じる来美と滝藤さん演じる首藤さんはゾンビが来ていない駐屯地にいる“駐屯組”で、ほかの皆さんはゾンビがいる世界を生き抜く“放浪組”なんです。駐屯組は、人を相手にしたお話が多いので、私と滝藤さんはほかの方と少し違うかもしれないです」と言うと、滝藤はすかさず「中条さんが、僕と竹内くんの間で揺れ動くんですよね」とラブストーリーへの参加を諦めきれない様子。笠松も思わず、「どんなストーリーなんですか!」とツッコミを入れるのだった。
本作が初の日本ドラマ出演となるジェヒョンは、撮影で大変だったことを司会者から聞かれると、「最初ですね。めっちゃ緊張していました。日本のドラマにでることも、キャストのみんなと会うことも初めてだったので。でも、最初から涼真ヒョン(竹内涼真のあだ名)が『ジェヒョンがきた!』と歓迎してくれて。涼真ヒョンも将ヒョン(笠松将のあだ名)も韓国語が少しできるので、やりやすいです。みんなのおかげで撮影も楽しくできています」と流暢な日本語で返し、場は温かい雰囲気に包まれた。