『心の傷を癒すということ』映画化決定 柄本佑「新たな魅力を発見していただける」
柄本佑主演ドラマ『心の傷を癒すということ』が映画化され、2021年1月29日より公開されることが決定した。
本作は、NHK・FMシアター『冬の曳航』で文化庁芸術祭優秀賞、ギャラクシー奨励賞受賞の桑原亮子が、安克昌の遺族関係者への取材から得た事実を元に、大胆に再構成したヒューマンドラマ。阪神・淡路大震災発生時、自ら被災しながらも、他の被災者の心のケアに奔走した若き精神科医・安和隆の“夫婦の絆”と、彼が寄り添い続けた人々との“心の絆”を描く。2020年1月18日から2月8日にかけて全4回がNHK総合にて放送。劇場版は全4回を2時間に再編集したものとなる。
主人公の精神科医・安和隆を柄本が演じるほか、安の妻・終子役に尾野真千子、親友役に濱田岳、兄役に森山直太朗が名を連ねた。
あわせて公開された予告編は、精神科医の道に進みたい和隆と父・哲圭(石橋凌)との口論、最愛の人・終子との出会い、新しい家族の誕生、阪神・淡路大震災が映し出される。被災地で心のケアに奔走していく和隆の柔らかな笑顔が印象的な内容となっている。主題歌は、自身が出演した映画に初めて書き下ろし曲を提供する、森山直太朗の「カク云ウボクモ」。オノマトペのフレーズが印象的な楽曲となっている。
また、映画化決定にあわせて柄本よりコメントが寄せられている。
柄本佑(安和隆役)
『心の傷を癒すということ』が再編集され劇場版として生まれ変わることとなりました。 二時間になった事でオリジナルとは違った新たな魅力を発見していただけると思います。しかもスクリーンでっ!! 逞しく、人間の底力と生きる力に溢れた今作をぜひ劇場でご覧いただけたら嬉しいです。
■公開情報
『心の傷を癒すということ』
2021年1月29日(金)新宿武蔵野館ほか全国順次公開
出演:柄本佑、尾野真千子・濱田岳、森山直太朗、趙珉和、浅香航大、上川周作、濱田マリ、平岩紙、石橋凌、キムラ緑子、近藤正臣ほか
脚本:桑原亮子
音楽:世武裕子
配給:ギャガ
配給協力:大手広告(ギャガ西日本事務所)
(c)映画「心の傷を癒すということ」製作委員会
公式サイト:http://gaga.ne.jp/kokoro