デヴィッド・フィンチャー×ゲイリー・オールドマン『Mank/マンク』予告編 『市民ケーン』誕生の舞台裏が

 12月4日よりNetflixにて独占配信される、デヴィッド・フィンチャーが監督を務めたゲイリー・オールドマン主演のNetflix映画『Mank/マンク』の予告編とキービジュアルが公開された。

 

本作は、オーソン・ウェルズ監督・製作・主演の名作『市民ケーン』でアカデミー賞脚本賞を受賞した脚本家“マンク”ことハーマン・J・マンキーウィッツを主人公に据えた物語。アルコール依存症に苦しみながらも、社会を鋭く風刺し続けた脚本家のマンク(ゲイリー・オールドマン)は、のちに不朽の名作となる『市民ケーン』の脚本の仕上げに追われていた。依存症の問題を抱えながらも、機知と風刺に富んだマンクの視点から、1930年代のハリウッドを新たな角度から描く。

 脚本家“マンク”役でオールドマンが主演を務めるほか、『マンマ・ミーア!』シリーズや『レ・ミゼラブル』のアマンダ・セイフライド、『白雪姫と鏡の女王』『エミリー、パリへ行く』のリリー・コリンズも出演。さらに、『ゲーム・オブ・スローンズ』『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のチャールズ・ダンス、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』『ダウントン・アビー』のタペンス・ミドルトン、『オザークへようこそ』『アイアン・フィスト』のトム・ペルフリー、『オンリー・ゴッド』のトム・バークらが脇を固める。

 公開されたキービジュアルでは、モノクロームのデザインで、マンクら登場人物たちの姿が切り取られている。

 予告編は、1930年代の映画の雰囲気を思い起こさせるモノクロームの映像とレトロなサウンドで構成。脚本の仕上げに追われるマンクが、様々な個性豊かな登場人物たちの介入によって、奇妙で複雑な展開へと向かっていく様子が描かれる。中には『市民ケーン』へのオマージュも確認できる。

 なお本作は、日本でも11月20日より一部劇場で公開される予定だ。

■配信情報
Netflix映画『Mank/マンク』
12月4日(金)より独占配信開始

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