吉村界人、染谷将太らの姿も映る『滑走路』ロング予告公開 原作者家族からのコメントも

 11月20日公開の映画『滑走路』のロング版予告編が公開された。

 いじめや非正規雇用といった自らの経験を基に短歌を発表し続けた歌人・萩原慎一郎による歌集『歌集滑走路』をモチーフにオリジナルストーリーとして紡がれる本作。水川あさみが扮する翠、浅香航大扮する若手官僚・鷹野、そして新人・寄川歌太が扮する中学2年生の学級委員長、それぞれ悩みを抱えて生きる3人の人生が、やがて一つの道へと繋がっていく。非正規、いじめ、過労、キャリア、自死、家族……現代を生きる若い世代が抱える不安や葛藤、それでもなお希望を求めてもがき生きる姿を鮮烈に描き出す。

映画『滑走路』ロング予告編

 公開されたロング版予告編では、Sano ibukiの主題歌「紙飛行機」に乗せて、厚生労働省の官僚として非正規雇用の問題に向き合いながら、理想通りにはいかない現実に直面し精神的に追い詰められていく鷹野、幼なじみを助けたことをきっかけに、自らもいじめの標的となってしまった学級委員長、子供を持つという選択肢を意識しつつも決断をためらっていたが、いざ妊娠が発覚した途端、夫から無責任な言葉を投げかけられる切り絵作家の翠のそれぞれの苦悩が描かれている。さらに、坂井真紀、水橋研二、木下渓、池田優斗、吉村界人、染谷将太らの姿も確認できる。

 また、本作をいち早く鑑賞した原作者の萩原の両親と弟でギタリストの萩原健也からコメントが寄せられた。

コメント

萩原慎一郎の両親

萩原慎一郎の短歌の言葉がちりばめられ、慎一郎が短歌に込めた想いを感じることが出来ました。そして、社会のさまざまな場所で頑張っている方々の横で、そっと寄り添ってくれるような映画でした。

萩原慎一郎の弟・萩原健也

誰しもが何かを抱え、明日を夢見て、今を一生懸命生きています。全力で走る彼の姿に、十代の頃、不登校の僕を救い、勇気と希望をくれ続けた兄を想いました。歌人・萩原慎一郎の短歌の炎は、本作にも灯されています。

■公開情報
『滑走路』
11月20日(金)、全国ロードショー
出演:水川あさみ、浅香航大、寄川歌太、木下渓、池田優斗、吉村界人、染谷将太、水橋研二、坂井真紀
監督:大庭功睦
脚本:桑村さや香
原作:萩原慎一郎『歌集 滑走路』(角川文化振興財団/KADOKAWA刊)
主題歌:Sano ibuki「紙飛行機」(EMI Records / UNIVERSAL MUSIC)
配給:KADOKAWA
(c)2020「滑走路」製作委員会