三宅弘城、『監察医 朝顔』続投へ 「同じ役を長く演れる幸せを感じる」

 11月2日より放送スタートの上野樹里主演フジテレビ月9ドラマ『監察医 朝顔』。第1シーズンに出演した三宅弘城の続投が発表された。

 2006年から『週刊漫画サンデー』(実業之日本社)で連載が始まり、2013年発刊の30巻をもって完結した、法医学者と刑事という異色の父娘を描いた同名医療漫画をドラマ化し、2019年夏クールに放送された『監察医 朝顔』。主人公で法医学者の万木朝顔(上野樹里)と、父でベテラン刑事の万木平(時任三郎)が、さまざまな事件と遺体に向かい合い、かたや解剖、かたや捜査で遺体の謎を解き明かし、遺体から見つけ出された“生きた証”が、生きている人たちの心まで救っていくさまを描いた。

 続編では、2019年夏クール放送の第1シーズンと同様に各話で、主人公で法医学者の万木朝顔と、父でベテラン刑事の万木平たちが、かたや解剖、かたや捜査により、さまざまな事件と遺体に相対していく。そして、同時に前作よりも深く、東日本大震災と母の死に朝顔が向き合っていく姿が描かれる。法医学教室メンバー、野毛山署の強行犯係メンバーを演じるキャストたちも続投する。

 三宅が演じるのは検視官・伊東純。事件現場で一番に遺体の状況を調べるのが検視官であり、人情家である伊東は、優秀な検視官であると同時に日だまりのような存在として、朝顔や平たちから非常に頼りにされている。しかし、第1シーズン中盤に、野毛山署少年係の女性刑事と結婚をし、実家の旅館を継ぐため検視官を退職。それからいろいろとあり、離婚の末に実家の旅館を去り、今は山梨県警で検視官として働いている。

 三宅は「あの個性的な興雲大学や県警の皆さんに、もう一度お会いできることをとても嬉しく思います。同じ役を長く演れる幸せを感じると同時に、このドラマの人気と期待に背筋がピンとなりました」と続投への意気込みを語る。伊東という役については、「前シリーズに比べて、伊東さんの呑気さが増しているような気もしますが、緊張と緩和、やる時はやる、どちらも全力で頑張ります」とコメントしている。

■放送情報
『監察医 朝顔』
フジテレビ系にて、11月2日(月)よりスタート 毎週月曜21:00〜放送
(2020年秋・2021年冬2クール連続)
出演:上野樹里、時任三郎、風間俊介、志田未来、中尾明慶、森本慎太郎(SixTONES)、藤原季節、斉藤陽一郎、坂ノ上茜、田川隼嗣、宮本茉由、加藤柚凪、戸次重幸、平岩紙、三宅弘城、杉本哲太、板尾創路、山口智子、柄本明ほか
原作:『監察医 朝顔』(実業之日本社)
脚本:根本ノンジ
プロデュース:金城綾香
演出:平野眞、阿部雅和
制作:フジテレビ
(c)フジテレビ

関連記事