岡田健史が真剣にサッカーに打ち込む姿が 堤幸彦監督最新作『望み』場面写真公開

 堤真一と石田ゆり子が共演する堤幸彦監督最新作『望み』より、岡田健史の場面写真が公開された。

 本作は『クローズド・ノート』『検察側の罪人』の雫井脩介原作による同名小説を、『SPEC』シリーズ、『十二人の死にたい子どもたち』の堤監督が映画化するサスペンス・エンターテインメント。

 一級建築士の石川一登(堤真一)は、自らデザインした優雅な邸宅で、妻・貴代美(石田ゆり子)や子供たちと幸せな毎日を送っていた。高校生の息子が無断外泊をした夜、同級生が殺害される事件が起きる。それきり連絡が途絶えてしまった息子は事件への関与を疑われていくが、もう一人殺されているという噂が流れる。愛する我が子は犯人か、それとももう1人の被害者なのか、極限の家族愛を描く。

 公開されたのは、長男・規士を演じた岡田の場面写真。人気者の高校1年生だった規士は、怪我でサッカー選手になる夢を閉ざされ、夜遊びをするようになる。そんな規士が姿を消したその日、彼の友人が殺害される。

 場面写真では、サッカーに真剣に打ち込む姿が披露され、また別の写真では、顔には殴られた痕があり、問題を抱えているような表情からは事件の前兆を予感させる。岡田に対して堤監督は、「16~18歳の男の子の心理そのものをひじょうに的確に演じてくれました。親と対立しているからといって、心底拗ねてやさぐれているわけではなく、親が考える以上に他者に対する優しさや未来に対しての確信をもっている。そういう複雑なキャラをこの若さで演じきるとは今後が楽しみな俳優です」とコメントしている。

■公開情報
『望み』
10月9日(金)全国ロードショー
出演:堤真一、石田ゆり子、岡田健史、清原果耶、加藤雅也、市毛良枝、松田翔太、竜雷太
監督:堤幸彦
原作:雫井脩介(角川文庫刊)
脚本:奥寺佐渡子
音楽:山内達哉
主題歌:森山直太朗「落日」(UNIVERSAL MUSIC)
配給:KADOKAWA
(c)2020「望み」製作委員会
公式サイト:nozomi-movie.jp

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