杏、生瀬勝久、二階堂ふみ、ロバート秋山らが“家族”に 『アダムス・ファミリー』吹替版本予告

 9月25日公開のアニメーション映画『アダムス・ファミリー』の日本語吹替版本予告が公開された。

 本作は、 漫画家のチャールズ・アダムスが、1930年代に雑誌に描いた一コマ漫画としてスタートした漫画を劇場版アニメとして映画化したもの。人里離れた山の中で結婚式をあげたモンスターのカップル、ゴメズとモーティシアが、突然襲って来た人間たちに故郷を追われ、丘の上に建つ荒れ果てた屋敷にたどり着く。時が流れ、ウエンズデーとパグズリーの2人の子供が生まれ、一家4人と執事のラーチは平和な日々を送っていた。そんななか、パグズリーが一族にとって重要な儀式「セイバー・マズルカ」を親戚たちの前で披露する日が近づいていた。

 ボイスキャストには、オスカー・アイザック、シャーリーズ・セロン、クロエ・グレース・モレッツ、フィン・ヴォルフハルト、ベット・ミドラー、ニック・クロールが名を連ねている。『クリスマス・クロニクル』のマット・リーバーマンが脚本を手がけ、『ソーセージ・パーティー』のコンラッド・ヴァーノンとグレッグ・ティアナンが監督を務めた。日本語吹替版では、杏、生瀬勝久、ロバート秋山、LiLiCo、井上翔太、二階堂ふみが声優を担当する。

『アダムス・ファミリー』日本語吹き替え版本予告

 公開された予告編では、アダムス一家が大勢の人間たちが暮らす住宅地に足を踏み入れ、ウェンズデーが人間の中学校に通うシーンが映し出されている。予告編のナレーションは、フェスターおじさんを演じるロバートの秋山が担当した。

 モーティシアを演じるにあたり、杏は「あまり感情を大きく表現しないキャラクターですが、テンションが低い中でも『おぞましい』という言葉とか『怖い』ということにも、悦びを感じる部分みたいなものを滲ませることを意識しました」と語り、また「普通の言葉の印象と、違う受け取り方を彼らは持っているというところは、表現していてすごく面白いし、でもちょっと難しいと思いました」とアフレコを振り返っている。

 アフレコを「とっても楽しかったです」と振り返ったのはゴメズを演じる生瀬。「見た目も性格も私と似ていてるので、スッと役に入れましたね」と語る生瀬が収録した時点で、すでに杏と二階堂の声が入っていたそうで、「杏さんのモーティシアや二階堂さんのウェンズデーとの関係性が見えてきて、とても演じやすかったですね」と話した。

 秋山は、今回アダムス・ファミリーの一員になれたことに対し、自身の“ファミリー”が「とても喜んでいた」と言い、「もちろん、今の自分のファミリーの嫁、子供。さらに北九州のアダムスならぬ秋山ファミリーもすごく喜んでいます!」とコメント。印象的なシーンについては「僕が演じたフェスターと、生瀬さんが演じられたゴメズとの掛け合いのシーン」を挙げ、「もう、ゴメズが生瀬さんにしか見えないですよね、申し訳ないですけど(笑)。生瀬さんとガッツリ掛け合いシーンがあるのですが、そこはもうキャラクターを入れずに、生瀬さんとして見ながらやらせてもらいました」と語っている。

■公開情報
『アダムス・ファミリー』
9月25日(金)TOHOシネマズ、イオンシネマにて全国ロードショー
声の出演:オスカー・アイザック、シャーリーズ・セロン、クロエ・グレース・モレッツ、フィン・ヴォルフハルト、ベット・ミドラー、ニック・クロール
日本語吹き替え版声優:杏、生瀬勝久、二階堂ふみ、ロバート秋山、LiLiCo、井上翔太
監督:コンラッド・ヴァーノン、グレッグ・ティアナン
脚本:マット・リーバーマン
配給:パルコ ユニバーサル映画
上映時間:87分
(c)2020 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved. The Addams Family  (TM) Tee and Charles Addams Foundation. All Rights Reserved.
公式サイト:addams-movie.com

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