パブロ・ラライン最新作『エマ、愛の罠』予告編公開 美しきダンサーが仕掛ける衝撃的な計画

 10月2日に公開される『エマ、愛の罠』より、予告編とポスタービジュアルが公開された。

 第76回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門や第44回トロント国際映画祭に正式出品された本作は、ある事件をきっかけに、 心のよりどころを失った美しきダンサーのエマを主人公に、 その妖しい魅力で実直な消防士と彼の妻を虜にしていくさまを描くサスペンス。ナタリー・ポートマンが主演を務めた『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』を手がけ、 『ナチュラルウーマン』の製作を務めた、チリ出身のパブロ・ララインが監督を務めた。

 主人公・エマを演じるのは、ラライン監督に会って10分後に主演オファーを受けたという新星マリアーナ・ディ・ジローラモ。エマの夫・ガストンを、『天国の口、終りの楽園。』でヴェネチア国際映画祭新人俳優賞を受賞し、『モーターサイクル・ダイアリーズ』や『バッド・エデュケーション』『バベル』など話題作に出演し続けるガエル・ガルシア・ベルナルが演じた。

 公開されたポスタービジュアルは、エマと夫の姿とともに「きわめて不道徳」と大きくコピーが添えられている。

映画『エマ、愛の罠』予告編

 予告編では、ストリートにレゲトンのリズムがあふれるチリを舞台に、ヒロインのエマが、別居中の不能の夫、家族、エマを敬愛してやまない友人たち、夫と離婚するために雇った弁護士、車の放火現場で出会った消防士など、自分の欲望のために、あらゆる人々を巻き込みながら、ミステリアスで中性的なルックスと大胆で過激な行動力で、“ある計画”を遂行するさまが描かれている。

■公開情報
『エマ、愛の罠』
10月2日(金) より、シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラスト有楽町、kino cinema立川高島屋S.C.館ほか全国公開
監督:パブロ・ラライン 
出演:マリアーナ・ディ・ジローラモ、ガエル・ガルシア・ベルナル、パオラ・ジャンニーニ、サンティアゴ・カブレラ、クリスティアン・スアレス
配給:シンカ
提供:シンカ/ハピネット
後援:チリ大使館/インスティトゥト・セルバンテス東京
2019年/チリ/スペイン語/107分/カラー/シネスコ/5.1ch/原題:Ema/ R-15+
(c)Fabula, Santiago de Chile, 2019 
公式サイト:http://synca.jp/ema

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