上白石萌音、ウエンツ瑛士、仲里依紗ら、『トロールズ ミュージック★パワー』吹き替えキャストに

 10月2日より公開される映画『トロールズ ミュージック★パワー』の日本語吹替版キャストとして、上白石萌音、ウエンツ瑛士、仲里依紗、ミキの出演が決定した。

 『シュレック』や『ボス・ベイビー』などのドリームワークス・アニメーションが手がける本作は、歌って踊るトロールたちの繰り広げる大冒険が、彼らの心情と状況を捉えた音楽を織り交ぜながら描かれる『トロールズ』シリーズの最新作。

 主人公・ポピーたちに届いたロック族のクィーン・バーブからの一通の手紙から明らかになったのは、トロールたちの封印されていた秘密だった。なんとトロールの世界はポピーたちの暮らすポップ村だけでなく音楽のジャンルごとに村が存在し、かつてはひとつの王国として繁栄していたというのだ。「私たちと違う歌や踊りをするほかのトロールたちがいるなんて素敵!」と胸を弾ませるポピー。しかし、クィーン・バーブの本当の目的は、全ての村の乗っ取りだった。全トロールを救うためポピーと仲間たちは未知なる世界へと旅立つ。

 上白石が演じるのは、ポップ族の女王になったばかりのピンクヘアーのポピー。いつも元気でポジティブだけど、ちょっと楽天家で無鉄砲なところもあるキャラクターだ。オリジナル版では、『ピッチ・パーフェクト』シリーズのアナ・ケンドリックが務め、歌声を披露している。映画『君の名は。』『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』などのアニメ、『アリータ:バトル・エンジェル』で洋画の吹き替えなど声の演技経験も豊富で、歌手としても活動する上白石は、「歌と踊りとハグが大好きなポピーを演じます。ひと目で、可愛すぎるトロールたちの虜になりました。皆さんにも愛していただけますように。大人も子どもも、元気になりたいすべての人に贈ります! 楽しみにしていてください!」とコメントしている。

 ウエンツが演じるのは、ポピーの幼なじみで、実はポピーのことを大好きなブランチ。ちょっと内気で気真面目、慎重派なところがあり、猪突猛進型のポピーに忠告することもあるという役柄だ。オリジナル版では、本作で音楽プロデューサーも兼任するジャスティン・ティンバーレイクが務めている。日本での芸能活動を一時休止して、ロンドンにミュージカル留学したウエンツは、役者デビューが9歳の時の劇団四季のミュージカル『美女と野獣』で、小池徹平とのユニットWaTで音楽活動も広く知られている。本作の出演に並々ならない気合が入っており、「まず、この愛に溢れた作品に参加させてもらえる事にとてもとても感謝してます。自分の内なる声に耳を傾けて、勇気を持って一歩踏み出す! 素敵なメッセージが沢山散りばめられていて、台本読んでるだけでワクワクが止まりません! 早くみんなの前で歌いたい!!」とコメントしている。

 この2人の前に立ちはだかるのが、本作のダークヒロイン、ロック村のバーブ女王。ロックで世界を支配しようと、全トロール村を大音量のギター演奏で侵略。ポピーとのミュージックバトルを繰り広げる。演じるは、さまざまな作品に出演するほか、ロックバンドKISSのファンとしても知られ、『ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-』では、ゼブラクイーンとして歌も披露している。ファミリーで楽しめるミュージカルアドベンチャーアニメーションに出演することに、「久々にアニメーション映画の吹き替えのお話をいただき、とても嬉しく思います。役柄がロックの女王ということで、今からわくわくしています」とコメントしている。

 ミキの2人が演じるのは、様々な種類の「トロールズ」たちの中でも屈指の人気キャラクター。兄・昴生は、トロール王国のひとつ「クラシック・トロール」の指揮者、トロールツァルト、弟・‎亜生は、ポピーと同じ「ポップ・トロール」の仲間で、みんなの案内役でありながらシニカルな皮肉屋、本作のストーリーテラー的な役割もあるクラウド・ガイを演じる。昨年公開された実写版『ライオン・キング』でミーアキャットのティモンを演じて以来の抜擢となる亜生は、「トロールズのかわいい世界観を壊さずに、僕の声優としての才能を爆発させたいと思います! 観て聴いて楽しんでください!」とコメント。一方の昴生は、初めての吹き替えに加え、映画にも初出演となり、「トロールズの一員になれて光栄です! かわいさと愛らしさはトロールズに負けてないと思うのでよろしくお願い致します!」と意気込みを語っている。

 キャスト決定に際し、シリーズの全作品で監督を務めるウォルト・ドーンは、「素晴らしい吹替キャストが決定した事をとても喜ばしく思っております」とコメント。さらに、これまで日本で放送されてきたTVシリーズ版を含め「個性溢れる最高の声優陣の皆さんがキャラクターに命を吹き込んで下さっています。それぞれで『トロールズ』のハッピーな世界をお楽しみ頂けますと幸いです」と期待を寄せている。

コメント

上白石萌音

歌と踊りとハグが大好きなポピーを演じます。ひと目で、可愛すぎるトロールたちの虜になりました。皆さんにも愛していただけますように。大人も子どもも、元気になりたいすべての人に贈ります! 楽しみにしていてください!

ウエンツ瑛士

まず、この愛に溢れた作品に参加させてもらえる事にとてもとても感謝してます。

自分の内なる声に耳を傾けて、勇気を持って一歩踏み出す! 素敵なメッセージが沢山散りばめられていて、台本読んでるだけでワクワクが止まりません! 早くみんなの前で歌いたい!!

仲里依紗

久々にアニメーション映画の吹き替えのお話をいただき、とても嬉しく思います。
役柄がロックの女王ということで、今からわくわくしています。    

ミキ 昴生

トロールズの一員になれて光栄です!
かわいさと愛らしさはトロールズに負けてないと思うのでよろしくお願い致します!

ミキ ‎亜生

トロールズのかわいい世界観を壊さずに、僕の声優としての才能を爆発させたいと思います!
観て聴いて楽しんでください!

ウォルト・ドーン監督

『トロールズ ミュージック★パワー』の制作チーム一同、本作の日本語吹替版へ素晴らしいキャストの皆さんに出演頂く事に、感激しています。ポピー役の上白石萌音さん、ブランチ役のウエンツ瑛士さんをはじめ、才能溢れるキャストの皆さんが、オリジナル版同様のハッピーなエネルギーをもたらしてくれる事を確信しています。日本語吹替版に向けた人選は困難を伴いますが、本作のいずれのキャラクターにも、パーフェクトなキャストが見出されました。
ドリームワークス・アニメーション作品の多くは劇場用映画、TVシリーズの双方で展開しており、それぞれのバージョンに、素晴らしい声優の皆さんに参加頂いています。今回発表されたキャストの皆さんによる『トロールズ ミュージック★パワー』を劇場の大スクリーンでご覧頂くと共に、清水理沙さん、KENNさんを中心とした素晴らしい声優陣によるTVシリーズの世界も引き続きお楽しみください。

■公開情報
『トロールズ ミュージック★パワー』
10月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:ウォルト・ドーン
出演:アナ・ケンドリック、ジャスティン・ティンバーレイク
日本語吹替版:上白石萌音、ウエンツ瑛士、仲里依紗、亜生(ミキ)、昴生(ミキ)
配給:東宝東和、ギャガ
(c)A UNIVERSAL PICTURE (c)2020 DREAMWORKS ANIMATION LCC.ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト:http://trolls.jp

関連記事