山田孝之、城田優、佐藤二朗が『新解釈・三國志』出演 大泉洋とのやりとり捉えたメイキング映像も
12月11日に全国公開予定の『新解釈・三國志』の追加キャストとして、山田孝之、城田優、佐藤二朗の出演が発表された。
本作は、歴史エンターテインメント『三國志』を、ドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)、映画『銀魂』シリーズの福田雄一監督のオリジナル脚本によって映画化するもの。「蜀」の武将・劉備玄徳役で大泉洋が主演を務め、福田監督と初タッグを組む。さらに、蜀を導く天才軍師・諸葛亮孔明をムロツヨシ、仁義に生きる豪傑・関羽を橋本さとし、超怪力の猛将・張飛を高橋努が演じる。
今回、黄天の逆賊・黄巾役で山田、三國志最強の鬼神・呂布役で城田、酒池肉林の暴君・董卓役で佐藤が出演することが発表された。
山田が演じる黄巾は、政治の混沌に耐え兼ね、黄色い頭巾を巻いて暴動を起こした反乱軍として、『三國志』誕生のきっかけとなる「黄巾の乱」を起こしたとされる黄巾党の一人。門番としてたたずむ黄巾と、ぼやき続ける劉備の掛け合いに注目だ。
佐藤が演じる董卓は、幼い帝を擁し政権を握ったことで知られ、とてつもない残虐さと冷酷さで暴君として名高い独裁者。諸葛亮孔明役のムロに続き、福田監督作品常連俳優の活躍に期待が高ます。
城田が演じるのは、董卓と行動を共にする、武芸を極めた天下無双の将軍・呂布。『三國志』最強と名高い呂布が、赤兎馬に乗り、関羽や張飛と一線を交えるアクションシーンも。しかし、残虐かつ冷酷な董卓と最強の将軍・呂布の最恐コンビの活躍は、向かうところ敵なしと、思えたにも関わらず、2人の関係を壊すために仕向けられた“美女”によって仲違いするという逸話が。はたして福田流新解釈では、どのように描かれているのか。
山田、城田、佐藤からはコメントも到着。さらに、メイキング映像もあわせて公開された。
コメント
山田孝之(黄巾役)
望み続けた大泉洋さんとの共演!求め続けた大泉洋さんのキレのあるツッコミ!もう痺れました!
感無量です!ありがとう福田雄一!たとえ少ない絡みだったとしても僕は多くを望みません!夢が叶いました!
もう思い残すことはありません!さようなら!バイバイみんな!大泉洋バンザイ!
城田優(呂布役)
あれはいつだったか、、確か3年ほど前、福田さんと2人でご飯を食べている時に
「城田くん!今度映画で佐藤二朗と絶世の美女を取り合ってほしい!」と直接オファーをいただき、
最初はなんのことかよくわからないまま「面白そうですね!!」とお答えしました。
蓋を開けてみれば、かの有名な”三國志”しかも最強の男”呂布”を演じさせていただけるだなんて、なんたる光栄なこと!!
しかし、そこは福田組。
ただ強くてカッコいい男を演じるだけで終わるわけがありません。
笑いを耐えるのが、福田組での最も難しいミッション。
乗馬の訓練より、殺陣の稽古より、現場で表情筋をコントロールし、平常心を保ちながら芝居を続けることが1番大変でした。
どうかこの映画を観て「くっだらねぇなー」と一人でも多くの方に笑っていただき「明日も頑張るかー」と、
明るく前向きな気持ちになっていただけることを願っています。
皆様の笑い声に包まれた劇場でお会い出来る日を夢見て(^^)
佐藤二朗(董卓役)
今回、歴史超大作の「三國志」ということで、神聖な、厳粛な気持ちでのぞもうと思い、
撮影前に滝に打たれ、禅を組み、3日間断食しようと思っていたのですが、
監督が福田雄一ということを思い出し、全部やめました。監督が福田雄一じゃなくてもやらないことばかりですが。
福田組の時は常に、どうかしてしまう僕ですが、ボールの行き先はボールに聞いてくれといいますか、
撮影が終わった瞬間、自分が何をやったか記憶がないんですね。なんなら撮影中も記憶がないんですね。大丈夫か俺。
なので正直、今回も自分が何をやったか覚えてないんですね。ごめんなさい。
とにかく三國志ファンの方々に怒られないよう、そしてこんな時期だからこそ、
あっけらかんと笑って欲しい、そう思っとります。
■公開情報
『新解釈・三國志』
12月11日(金)全国東宝系にて公開
脚本・監督:福田雄一
出演;大泉洋、ムロツヨシ、橋本さとし、高橋努、山田孝之、城田優、佐藤二朗
配給:東宝
(c)2020「新解釈・三國志」製作委員会
公式サイト:shinkaishaku-sangokushi.com
公式Twitter:@new_sangokushi