ニコラス・ホルトが“電流戦争の鍵を握る男”ニコラ・テスラに 『エジソンズ・ゲーム』新場面写真

『エジソンズ・ゲーム』新場面写真

 4月3日公開の映画『エジソンズ・ゲーム』より、ニコラス・ホルトの新場面写真が公開された。

 マーティン・スコセッシが製作総指揮を務めた本作は、世紀の発明王トーマス・エジソンと戦略で支配を広げるカリスマ実業家ジョージ・ウェスティングハウスの壮絶なビジネスバトルを描いた人間ドラマ。天才発明家エジソンをベネディクト・カンバーバッチ、ライバルのウェスティングハウスをマイケル・シャノンが演じる。さらに、エジソンを支える助手役をトム・ホランドが務める。

 この度公開されたのは、ホルト演じる、野心溢れる若き天才科学者ニコラ・テスラの登場シーンを収めたもの。エジソンと激しく言い合いをしているテスラの様子や、紳士らしいビリヤードに興じる姿などが捉えられている。

 本作のためにテスラの伝記を読んだというホルトは、「彼(テスラ)はこの世離れしたところがあって、はるか未来を見ることができたんだ」と話し、カンバーバッチは「テスラは天才なんだよ。エジソンとウェスティングハウスは10年先を見た。でもテスラは100年先を見ていたんだ」と双方が抱くテスラのイメージを明かしている。

 役作りの上で共に科学の勉強に励んでいたカンバーバッチとホルト。ホルトは「ベネディクトと僕は、科学の授業を受けた。まず自分たちでは理解できないような大きな質問をして、ちゃんと理解するまで逆戻りしていったんだ。2、3時間授業を受けた後で、専門的な会話が身についてきた。ただセリフとして言うだけで自分が理解していないのはダメなんだよ」と裏話を披露。カンバーバッチは「ニックは素晴らしい。生粋の役者だ。訛りに関しても本当に細かいところまで研究していて、感情の部分でもユーモアもある。結構両立するのが難しいのに、馬鹿馬鹿しくて変人だけど、共感性が高いっていうその両極で上手くバランスを取っている」とホルトを絶賛していた。

■公開情報
『エジソンズ・ゲーム』
4月3日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督:アルフォンソ・ゴメス=レホン
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、マイケル・シャノン、トム・ホランド、ニコラス・ホルト
配給:KADOKAWA
後援:一般社団法人 電気学会
原題:The Current War: Director’s Cut/2019年/アメリカ/108分/スコープ/5.1ch/字幕翻訳:松浦美奈/字幕監修:岩尾徹
(c)2018 Lantern Entertainment LLC. All Rights Reserved.
公式サイト:edisons-game.jp

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