リベンジ・スリラー『ナイチンゲール』3月公開決定 女囚が残虐な将校への復讐を目指す予告編も

 映画『ナイチンゲール』が3月20日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開されることが決定し、あわせて予告編とポスタービジュアルが公開された。

 本作は、英国植民地時代のオーストラリアを舞台に、夫と子供の命を残虐な将校らに奪われた女囚・クレアの復讐の旅を描くリベンジ・スリラー。『ババドック 暗闇の魔物』のジェニファー・ケント監督が、流刑地における女性虐待と植民地化によって人口の90%が失われたと言われる先住民アボリジニの迫害の歴史を赤裸々に抉り出す。本年度のオーストラリア・アカデミー賞では作品賞、主演女優賞ほか6部門で最多受賞し、米アカデミー賞の前哨戦となるナショナル・ボード・オブ・レビューのトップ10映画にも選出された。

 主人公クレアを、『ゲーム・オブ・スローンズ』のリアナ・スターク役で知られるアイスリング・フランシオシが演じ、クレアからすべてを奪う残忍な将校役を『あと1センチの恋』のサム・クラフリンが務める。

 公開されたポスタービジュアルでは、クレアの強い眼差しを横切る夜鳴き鶯(ナイチンゲール)が切り取られており、「私は、あなたのものではない」というコピーが綴られている。

映画『ナイチンゲール』予告編

 公開された予告編では、かつてイングランドに対する抵抗歌として歌われたアイルランド民謡「シューリ・ルゥ」のメロディに乗せて、将校らの理不尽な暴力によりすべてを奪われ復讐を誓うクレアが、アボリジニの青年ビリーと共にタスマニアの森をさまよい、加害者たちを刻々と追いつめていく様子が描かれている。

■公開情報
『ナイチンゲール』
3月20日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
監督・脚本:ジェニファー・ケント
製作:クリスティーナ・セイトン、ブルーナ・パパンドレア
音楽:ジェド・カーゼル
出演:アイスリング・フランシオシ、サム・クラフリン、バイカリ・ガナンバルほか
配給:トランスフォーマー
2018年/オーストラリア・カナダ・アメリカ合作/英語/136分/原題:The NightingaleI/日本語字幕:額賀深雪
(c)2018 Nightingale Films Holdings Pty Ltd, Screen Australia, Screen Tasmania.
公式サイト:www.transformer.co.jp/m/Nightingale/
公式Twitter:@nightingale_JP

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