『時効警察』最終話で山崎賢人×二階堂ふみ×染谷将太×松重豊が『熱海の捜査官』以来9年ぶりに再集結!

 テレビ朝日系金曜ナイトドラマ『時効警察はじめました』の12月6日放送の最終話に、二階堂ふみ、染谷将太、松重豊が出演することが決定した。先日出演が発表された山崎賢人、主演のオダギリジョーとあわせて、『熱海の捜査官』(テレビ朝日系)以来9年ぶりに5人が三木聡監督のもとに再集結することとなった。

 本作は、時効になった事件を“趣味”で捜査する男・霧山修一朗(オダギリジョー)が、助手・三日月しずか(麻生久美子)と共に未解決事件の謎に挑むシュールな脱力系コメディーミステリー。シリーズの生みの親・三木聡が脚本・監督を務める最終話では、『熱海の捜査官』では、十代の若手俳優だったが今や一線の役者へと成長した山崎、二階堂、染谷が再共演を果たす。

 霧山が調べる時効事件の発生を予言していた“スピリチュアル雨夜”こと雨夜翔太を演じる山崎。二階堂と染谷は、『熱海の捜査官』同様、高校時代の同級生役での共演となる。山崎は「2人とも『熱海の捜査官』のときと全然変わらないです。当時から、ふみちゃんは同い年とは思えないくらい肝が据わっている人だったし、染谷くんも2歳年上とは思えないくらい大人っぽかったんです」とコメント。二階堂と染谷も山﨑について「『熱海』の後に映画『オオカミ少女と黒王子』(2016年)で久しぶりにご一緒しましたんが、いい意味でずっと変わらないムードメーカーであり、気遣いのある人。同い年だからこそ刺激的な部分もすごくあります」(二階堂)、「賢人くんとはCMでも共演しましたが今回改めて、少年から青年に、そして成人男性になられていて『あぁ……!』と。時が経ったなとは感じましたけど、根本的な部分では何も変わっていないですね」(染谷)と9年ぶりの再共演を喜んでいる。

 雨夜の同級生で、時効事件の謎を握る朝霞鈴音を演じる二階堂。彼女にとって、『熱海の捜査官』は初めての連続ドラマ撮影。今でも、当時三木監督からかけてもらった「現場のモニターは確認するな」という言葉を大切にしているという。「当時はまだ15歳。無意識なところで自意識過剰な部分があったと思うんです。だから、三木監督もそうアドバイスしてくださったのか、と。それ以来、自分のお芝居はモニターでチェックしないです。三木監督にはかなり鍛えていただき、学びがたくさんありました」と振り返る。『時効警察はじめました』についても、「三木監督がおっしゃることをやれば、絶対に面白くなる! 今回も監督の演出を受け、役について再認識した部分もありました」とコメントしている。

 一方、子役として活動を始めた染谷は、『熱海の捜査官』出演時にはすでに何十本もの映画・ドラマに出演。三木監督に対しては、「ここまで徹底される監督ってなかなか出会わないといいますか……。こちらもそれに応えなきゃいけないというプレッシャーがあった」と当時を振り返っている。今回『熱海の捜査官』と同じ「味澤宙夫」という役名を演じることになった染谷は、この三木監督のアイデアに対して「三木さんの世界の中にいる宙夫として、また同時に違う役として“味澤宙夫”を演じるのはすごくうれしく、感慨深かったです」と喜んでいる。

 また、松重豊はかつて雨夜の担当医だった心理学者で、雨夜の予知能力と関係がありそうな只野教授として出演。全身真っ赤なスーツや、『ウォーリーをさがせ!』のウォーリーを思わせる格好に身を包みながら、浮世離れした教授を演じる。さらに、『熱海の捜査官』のキャストだった少路勇介も出演することが決定しており、『熱海の捜査官』キャスト大集結の映像は、今夜11月29日放送の第7話の最後に流れる最終回予告で初公開される。『時効警察はじめました』公式サイトでは、山崎、二階堂、染谷の3名によるコメントが全文公開されている。

※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記。

■放送情報
金曜ナイトドラマ『時効警察はじめました』
テレビ朝日系にて、毎週金曜23:15~深夜0:15放送(※一部地域を除く)
出演:オダギリジョー、麻生久美子、吉岡里帆、豊原功補、ふせえり、江口のりこ、緋田康人、光石研、岩松了、磯村勇斗、内藤理沙、田中真琴
脚本・監督:三木聡ほか
ゼネラルプロデューサー:横地郁英(テレビ朝日)
プロデューサー:大江達樹(テレビ朝日)、遠田孝一(MMJ)、山本喜彦(MMJ)
制作:テレビ朝日、MMJ
(c)テレビ朝日
公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/jikou2019/

関連記事