R-指定、[ALEXANDROS] 川上洋平、木村昴らが『ガリーボーイ』に絶賛コメント
10月18日公開のインド映画『ガリーボーイ』に、各界著名人がコメントを寄せた。
インドで活躍するアーティスト・Naezyの驚きの実話を基に描かれた本作は、インドのスラムで生まれ育ったある青年がラップと出会い、それまでの人生が一変、フリースタイルラップの大会で優勝を目指すさまを描く。
Facebookだけで900万のフォロワーを誇るインド映画界のスター、ランヴィール・シンが主演を務め、プロデューサーにはナズが名を連ねる。
インドのムンバイに実在するスラム街ダラヴィで生まれ育ったムラドは、真っ当な職に就いてほしいと願う両親に大学に通わせてもらいながらも、自身で変えることも抜け出すこともできない貧しい生活に、怒りと諦めを抱えて生きていた。そんな中、ラップと新たな友人との出会いが彼の心と魂を震わせる。笑われ、親に反対され、かけがえない友情や恋も経験し、ムラドは“ガリーボーイ(路地裏の少年)”として突っ走ることを決意する。
今回、R-指定や[ALEXANDROS]の川上洋平ら各界の著名人10名が、本作に絶賛コメントを寄せている。
コメント一覧
R-指定/Creepy Nuts(ラッパー)
初めて歌詞をひらめいた時、初めて人前でラップした時、自分のライムが初めて人を沸かせた時の何にも代え難い喜び。
あの初めてを、ありありと思い出せてくれる。そんなガリーボーイの一挙手一投足をずっと追いかけていたい。
格差、貧困、差別、運命、次はどんな壁を乗り越えてくれるのか。逆境であればあるほど輝く、ラッパーとは不思議な生き物です。
川上洋平( [ALEXANDROS] Vo. & Gt.)(ミュージシャン)
最高! サントラ思わず買っちゃいました! 貧困に加えてカースト制度、...ある意味 8mile よりハードモード。
あとインド映画苦手な人も好きになるんじゃないかなー。
KEN THE 390(ラッパー)
HIPHOPが本来持つ力強さ、可能性を強く感じられて、自分も初めてラップした時の感動を思い出しました!
ガリーボーイ達と一緒にサイファーしてみたい!
木村昴(声優)
今格差という無力から這い上がろうとする青年の詩(リリック)に込められた望み(ムラド)が、嵐(ラップ)となり路地裏(ガリー)を抜け、今ここ日本という国にも届いたのだ。この映画にはヒップホップの希望がある。ヒップホップ万歳
サラーム海上(音楽評論家・中東料理研究家)
ムンバイ空港近くを通ると必ず目にする広大なスラム。
自分とは違う世界だと思っていたが、そこに自分らしい生き方を求めてもがき、サバイブする現代の若者たちがいた。しかも手段はラップ!
チチ松村(ゴンチチ)(ミュージシャン)
「歌詞を作ったので歌って欲しい」に対し、「何でお前の言葉を俺が歌うんだ、自分で歌え」これが全ての始まり。
友達の優しさにグッときて何度も泣いてしまったし、恥ずかしながらラップを聴いて涙が溢れたのも初めて。
中納良恵(EGO-WRAPPIN’)(ミュージシャン)
やりたいことが見つからず なのに自信満々で仕事が続かない若者へ。
踏み潰されて突き落とされてそこから掴み這い上がりにじり立ち上がった路地裏の哀愁の反骨よ。
恐れを知らないことこそが自由なんだ。
FRANKEN(ラッパー)
マジでそうさ! ラップと出会いスラムから抜け出したガリーボーイ! まさに可能性は無限大!
一歩踏み出すか出さないかで人生は変わる! 信じるべきは自分自身!生きる活力になる最高な映画です!
ユザーン(タブラ奏者)
痛快なサクセスストーリーでありながら、インドの様々な社会問題もわかりやすく伝える快作。
最初のフリースタイルバトルのシーンが、みんな楽しそうで好きです。
ラブリーサマーちゃん(ミュージシャン)
ガリーボーイは彼にとって本当のことしかリリックにしておらず、歌とは、言葉とは、音楽とはかくあるべしものだと思いました。たった一曲の存在から始まって、音楽が人生を変えていく、最高!
■公開情報
『ガリーボーイ』
10月18日(金)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
主演:ランヴィール・シン
監督:ゾーヤー・アクタル
出演:アーリアー・バット、シッダーント・チャトゥルヴェーディー、カルキ・ケクラン
配給:ツイン
2018/インド/154分/日本語字幕:藤井美佳/字幕監修:いとうせいこう/5.1ch/シネスコ/原題:Gully Boy
公式サイト:gullyboy.jp
公式Twitter:@gullygullymein