オークランドを舞台に保護観察期間残り3日を切り抜ける 『ブラインドスポッティング』 予告編
8月30日公開の映画『ブラインドスポッティング』より、予告編とメインビジュアルが公開された。
オークランドが地元である黒人のコリン(ダヴィード・ディグス)は、保護観察期間中で、残り3日間を無事に乗り切らなければならなかった。そんなコリンと、幼なじみで問題児の白人マイルズ(ラファエル・カザル)の2人は、引越し業者として働いている。ある日、帰宅中のコリンは突然車の前に現れた黒人男性が白人警官に追われ、背後から撃たれるのを目撃する。発砲現場を目撃したことをきっかけに、コリンとマイルズは互いのアイデンティティや、急激に高級化する生まれ育った地元の変化などの現実を突きつけられ、2人の関係が試されることとなる。コリンは残り3日間耐えれば自由の身として新しい人生をやり直せるのだが、問題児マイルズの予期できぬ行動がそのチャンスを脅かす。オークランド育ちの親友2人の間にある、見えない壁を次第にさらけ出す。
なお本作は、バラク・オバマ前アメリカ合衆国大統領が、『ROMA/ローマ』『ブラックパンサー』『ブラック・クランズマン』と並び、2018年のベストムービーに選出した作品としても注目を集めた。
今回公開された予告編では、オークランドの危険な街並みを背景に、真面目に保護観察期間残り3日を乗り切ろうとするコリンと、そんな心配をものともせず、自由奔放に過ごすマイルズの姿や、コリンが黒人男性が白人警官に背後から発砲される現場を目撃してしまうシーンが描かれている。
■公開情報
『ブラインドスポッティング』
8月30日(金)より、新宿武蔵野館、渋谷シネクイントほかにてロードショー
監督:カルロス・ロペス・エストラーダ
脚本:ダヴィード・ディグス、ラファエル・カザル
出演:ダヴィード・ディグス、ラファエル・カザル、ジャニナ・ガヴァンカー、ジャスミン・ケパ・ジョーンズ、ウトカルシュ・アンブドゥカル
配給:REGENTS
2018年/アメリカ/英語/95分/日本語字:柏野文映/原題:Blindspotting
(c)2018 OAKLAND MOVING PICTURES LLC ALL RIGHTS RESERVED
公式サイト:BLINDSPOTTING.JP