唐田えりかと濱田龍臣が初共演 オール高知ロケのショートドラマ『小夏日和』関西で放送

 唐田えりかと濱田龍臣が初共演を果たすショートドラマ『小夏日和』が、7月7日から全4回(毎週日曜11:45〜11:50)にわたってカンテレ(関西ローカル)で放送されることが決定した。

 本作は、2018年のニューヨークフェスティバル金賞などを受賞した8K/HDR作品『つくるということ』のカンテレ技術スタッフが再集結し、オール高知ロケで撮影されたショートドラマ。高知県出身の小夏(唐田えりか)が高校卒業後2年ぶりに故郷に帰省し、幼なじみの日和(濱田龍臣)と再会するところから物語は始まる。好奇心と行動力溢れる小夏は、地元高知での日々や空気を窮屈に感じ、町を飛び出し上京した。一方の日和は、地元で実家の天日干し塩づくりを継ぐべく修行を重ねている。突然フィルムカメラ片手に帰省した小夏に何かを察した日和は、さまざまな場所に小夏を連れ出す。地元高知の変わらない景色を写真に収めていく小夏は、いまを生きるふるさとの姿に触れる。

 高知でのロケを終え、唐田は「高知に来たのは初めてでしたが、自然が豊かで時間がゆっくり流れていて、すぐすんなりとそこにたたずめた気がしています。あと、毎日美味しいものばっかり食べていました(笑)。野菜がみずみずしくてシャキシャキで本当に全部がおいしかったので、また来たいな」と高知への印象を語った。一方の濱田は「高知には何度か来たことがあるのですが、仁淀川とか知らない所がまだまだあるんだなと実感しました。高知の地元の人たちが声をかけて下さってすごく嬉しくて、それがこの県自体の温かさになっていると感じました。とても幸せな撮影でした」と撮影を振り返った。

 最後に唐田は、「小夏の心情は数年前の私と同じところがあって、田舎のことは好きなんだけど、ずっとここで止まっていたくないっていう気持ちがすごくわかりました。でもそういう人は意外と多いんじゃないかなって思います。夢を見つけられない人とか自分がこれからどうしていけばいいのかよくわからなくなった人の、何かのきっかけになったり、背中を押してくれたりする作品になっているといいなと思うので、ぜひ見て頂きたいです」と自身と重ね合わせながら、作品をアピール。そんな唐田の言葉を受けて濱田は、「日和は逆に、ずっと待っていてずっとそこにいる大木のような、そこに根付いたものみたいな、そういう温かさや優しさがあると思いました。『日和みたいな人いいよね。帰ってくる場所があるっていいことなんだよ』ってことが、地元を離れて暮らしているような方に少しでも伝わって、『次の休みは帰ってみようかな』とか思ってもらえるきっかけになり、家族と仲良く団らんが生まれたらいいなと思います」と作品への想いを語った。

■放送情報
『小夏日和』
7月7日(日)スタート 毎週日曜11:45~11:50(全4回)※関西ローカル
出演:唐田えりか、濱田龍臣
(c)カンテレ

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